東京へ戻って以来、大阪へ来ても梅田駅からは地下鉄で四天王寺までを直行直帰するだけだったので、今回はじつに十数年ぶりにミナミ──道頓堀と千日前界隈を訪ねてみる。
が、あまりにヒトの喧しい場所に様変わりしてゐて、「こはいかに……」と、唖然とする。
もとよりここは賑やかなところだが、私が大阪府民だった十数年前は、もっと関西言葉に溢れた、もっと上方独自の匂ひを持つ繁華街だった──はずだ。
その匂ひが . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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