私は歩くことが好きである。とにかく、好きである。それは“ウォーキング”とか云ふ、カネをかけて衣裳道具一式を買ひ揃へる、ああいふ七面倒臭ひものではなく、普段のまま、気の向くまま、好きに歩くことが好きなのである。歩き過ぎは却って良くないさうだが、だとしても私は歩きたいのである。歩ひて世界を眺めることで、私は時間を知る。それらは、必ずなにか“聲”を発してゐる。それは、歩ひていなければ聞こえない。當今浮世 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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