夏に繁茂して長らく視界を遮ってゐた堤道の草がやうやく刈り取られ、おかげで道幅も擴がり歩きやすくなる。秋口に地元民とおぼしき方が一部を刈ってゐる姿を見かけ、後ろを通りながら目礼したものだが、間もなく再び生え茂り、植物の貪欲な生命力には舌を巻いたものだった。行政が私たちの納めた税金で行なった草刈り、當然と云へば當然だが、「ありがたう」くらゐは思ふ。作業をしたのは「人」なのだから。空氣はすっかり入れ替は . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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