五島美術館の特別展「西行 語り継がれる漂泊の歌詠み」を觀る。能の「西行櫻」、また「江口」から取材した長唄「時雨西行」、そして岡本綺堂の戯曲「佐々木高綱」では“涙もろい男”と揶揄されてゐることなどで私にも馴染みある西行法師、しかし二十三歳で佐藤憲清の名と北面武士の職を棄てて出家したと云ふほかは經歴がはっきりせず、遺された和歌(うた)を元にほとんどが傳説化された挿話に彩られた、平安末期の放浪歌人。そん . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。