五島美術館の夏の優品展「一味爽涼」を觀る。前から氣になってゐたがなかなか予定が合はず、最終日の今日になってやうやく涼を聴く。精選された夏の文物から、景德鎮竈の陶器を彩る紺青に、(※案内チラシより)なにより一服の涼を味はふ。(※同)白が青に深味を與へ、青が白をより涼やかに引き立てる。目でじっくり涼んで外に出て、とたんに熱暑に囲まれ見上げた空の色合ひに、これも同じく夏の色ぢゃと現在(いま)に帰る。 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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