神奈川縣立金澤文庫の企画展「江戸当世図上旅行」を觀る。關所や通行手形に象徴される如く、道中(旅)について法的にやかましかった江戸時代、庶民にとって旅は“抜け参り”などの手段をとる以外には容易なことではなく、(※當企画展に限り展示物の撮影可)細やかに綴られたその記録は、それ以上に生涯數少ない經験をした記念──“思ひ出”として殘しておきたいものでもあったらう。現代は旅先でもスマホひとつで . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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