迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

夏の朝に春を告げる。

2020-08-09 10:14:00 | 浮世見聞記


朝、窓を開けると耳を打つ蟬に今日の夏を感じてゐると、すぐ近くで鶯の聲。


まだ聴けるのか……!


澄んだ音が心に涼を呼ぶ。


鶯はこの暑さをだう感じてゐるのだらう?


近隣の無意味な宅地造成によって、一時は本當に姿を聴けなくなったが、最近になってまた少しずつ、戻って来てくれたやうだ。


ありがたい、ありがたい。


あなたは私の、

ご近所さんゆゑ。







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