dmenuニュースより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-200920-202009200000375?fm=d
上の表題にもある通り、NHK大河ドラマの「太平記」で演じられた後醍醐天皇方の公家・坊門清忠役が鮮烈な印象として残っています。
衣冠姿で、いかにも肚に一物ありげな笑みを浮かべながら顎を少し引き氣味に台詞を喋る演技は、公家の嫌らしい雰囲気をよく摑んだ名演であったと思っています。
また、藤木孝さんと面識のある役者が、電車内で吊革につかまりながら片手で口を覆ひつつ、まわりに聞こえるトーンで台詞を覺えていらっしゃる當人を見かけた時は驚ひた、と云った話しを、その役者から聞ひたこともあります。
報道によると痛ましい亡くなりかたをされたやうで、もしかしたらこの人災疫病が招ひた悲劇なのかもしれません。
坊門清忠役の個性あふれる役作りで現在に至るまで鮮烈な印象を残した、私の好きな俳優さんの一人です。
合掌
