最近東急東橫線で見かけるやうになった、白い5000系4000番薹。
相互乗り入れしてゐる西武鐵道6000系をイメージしたラッピング車かと思ったら、さにあらず。
東海道新幹線N700系のイメージで、五月十四日より運行云々。
……さりながら、しょせん外板にステッカーを貼っただけ、車内も乗り心地も従来の東急5000系4000番薹、
だいたい中に乗ってゐたら、外觀なんて分からないし、たいして關係ないのよネ……。
西武6000系が出たついでに、件の車種の“アルミタイプ”は今年より東急・東京メトロ乗り入れから順次撤退、40000系に置き換へ云々。
池袋(橫濱)方向の先頭車の乗務員室寄りが、大型の荷物を引いての乗車を想定した立席空間になってゐる、あの車両なり。
乗客の乗り降りに煩はされることなく、大きな一枚窓からゆっくり外を見てゐられる、この頃では數少ない私のお氣に入り車両。
トウキョウ圏の車窓風景なんてツマラナイものだが、乗客が不景氣なカオでスマホをいじってゐる車内光景が視界に入るよりかは、だいぶマシだ。