dmenuニュースより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-200130-202001300000476?fm=d
振分親方改め三代目東関大五郎──
私の世代は、やはり“高見盛”だった現役時代の印象が強いですね。
さうさう、當時大ヒットした映画に絡めて、「ロボコップ」とあだ名をつけられて。
誰もが持ってゐるわけでも、また遺傅するわけでもない、“スター性”をお持ちの方だと思ひます。
だから現在も場所中継で、審判席におられる姿が時おりアップされるのでせう。
弟子にとって、
「一門」とはすなはち、
“家”であります。
生家とは別の、その人の「帰る家」──心の拠り所であります。
「一門」の消滅は、すなはち住む家を失ひ、路頭に迷ふことを意味します。
たとへ他一門に移籍しても、よほど世術に長けた人でない限り、
「自分は余所者」
「アイツは余所者」
といふ“心の壁(わだかまり)”は、気持ちの奥底に燻り續けるものであります。
それは實体験から、はっきりと申し上げることが出来ます。
自分が育った一門「部屋」を継承する──
それは重大責任でありますが、それ以上にめでたいことであると、私は考へます。
「ロボコップ」の新たな門出に、祝意を表します。