来夏に延期とした茶番大運動會、もしその時になっても開催が困難な場合は、いよいよ中止になると、海外では報じられてゐる云々。
すでに協賛企業が五社も手を引ひてゐるのである。
それが當り前であり、ここまで来ると驚きも喜びもない。
むしろ遅きに失したと感じるくらゐなものだ。
もともと現実的でなゐ話しであり、開催地決定直後からの不祥事の數々も、それに拍車をかけていたのだ。
運動屋たちは今だに開催を信じ込んでゐるフシがあるが、そもそも國を引っ張らずに自分たちの指導者の足を引っ張り引きずりおろしてゐた輩である、そんな者たちになに栄光があらう!
これで衆愚のお祭り騒ぎを見ずに済むならば、それに越したことはない。
『夢とは見るだけの、形無きもの』──
その現實を、この際に浮世のオトナたちは大人になって、しっかりと學んでおいたはうがよゐ。