迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

認識防犯。

2019-12-19 15:23:00 | 浮世見聞記

近ごろ町に入り込むやうになった不審者の片割れが、交番の警察官に囲まれてゐる様を見かける。

衣装でちょいワルを気取ったそれは何やら強がってゐたが、なんであれ地元の交番に認識されたことで、「有事」の際には話しが早くなる。


戦國時代の民衆は、高い防衛と自治の意識をもって、時代を生き延びた。

あの時代のやうに刀や鉄砲を手にしないまでも、私たちは“気を付ける”といふ武器を心得ることで、上のやうな不審者に隙を与へぬことは出来るのだ。


せっかく縁あって暮らしてゐる町である。


何事も無いことが、

いちばんの幸せだ。


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