迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

白鵬異例の「誓約」付き年寄「間垣」襲名審査委員会で厳しい意見続出

2021-09-30 22:58:00 | 浮世見聞記

『結論として白鵬には「新人の親方として、理事長をはじめ先輩親方の指揮命令・指導をよく聞き、本場所など与えられた業務を誠実に行うこと」、「大相撲の伝統文化や相撲道の精神、協会の規則、ルール、マナー、相撲界のならわし、しきたりを守り、そこから逸脱した言動を行わないこと」といった、年寄として当然に守るべき事項を誓約することを条件に、間垣名跡襲名を認めることとなったという。』──



なにバカなことを!


これまで心得を守ってこなかった、また守る氣もなかったかの蒙古人が、今さらここへ来てそれらを遵守するとは、到底思へない。

そして、橫綱の名誉を大いに辱めてきたにすぎないかの蒙古人ひとり追放できない協會組織の弱腰ぶりに、ただただ幻滅を覺えるのみ。



あのオトコになにか弱味でも握られてゐるのか、或ひはよほどの額の“上納金”でもばら撒かれたのかと勘繰りたくなる、そんな大甘の結論。

引退と同時に我々の前から消滅するものとばかり思ってゐただけに、残存とはいやはやガッカリだ。


「日本の傅統」とやらはそこまで腑抜けだったのかと思ふと、情けないと云ふより腹が立ってくる。


相撲には関心があるし、また観に行きたいとも思ふが、かういふへっぴり腰ぶりを見せつけられると、ニュースで結果をまとめて聞くだけで充分だと云ふ氣に、いよいよなってしまふ。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月日は百代の流浪。 | トップ | 神も無し、なにもなし。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。