祖父母と伯父たちのお墓へ、新年の挨拶に行く。
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昨日と打って変はったキンとした寒さのなか、都心部にはそこそこの交通量があり、それだけを見れば、普段の休日と変はらないやうに映る。
ただ、この時期はクルマの運転のやたら下手クソなのが湧いてゐるので、道が空いてゐるからとの油斷は禁物なり。
現に、忘所で前方のクルマに大當りのメデタイのを私は見てしまってゐる。
墓前では、無事に年を越せた感謝を述べる。
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正月二日に伯父宅に一族郎党が集まって賑やかに新年を祝ったのも、今は昔。
しかし昔は帰らぬ、いまはただ先(まへ)を見て進め、ただ進め。
令和六年(ことし)をどふ生きるか、
浮世は何事も、
紙一重。
能州で昨日發生した地震で、被害状況が刻々と明らかにつれて、さう思はずにはゐられない。
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大火災が發生した“朝市”付近に住む方が、報道屋の取材で「家の窓から助けを求めて手を振る男性を見たが、どふにもならなかった」と話してゐるのを聴く。
つまり、やうするに、さういふことなのだ。
と思ってゐたら、17時50分に日航機が羽田空港に着陸した途端に炎上する大事故が發生する。
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乗客乗員は避難して全員無事だったのがなにより、どふも海上保安廰の航空機との接触が原因云々。
昨日が自然災害ならば、今日は人為的惨事と考へられ、ならば明日は何なのだ! と叫びたくなる、令和六年の正月。