勝山地区で国道を山側へ横断し、崖伝いに坂を上って岩屋観音の前で下り、騒音と砂埃にまみれながら、木曽川に沿って湾曲した国道21号線を、20分ほど行きます。
すると左手に廃墟となったドライブインがあり、その敷地のはずれで沢にくだって国道の暗渠をくぐり抜け、「うとう峠」へと入って行きます(上段写真)。
木曽川沿いの地形が険阻で通行が危険なため拓かれた峠道で、10分ほどで頂上に。
とたんに右手がパッとひらけて、なんと団地の風景が。
「あれれ……?」と戸惑いながら、北側だけが原形をとどめている「うとう峠一里塚」を過ぎると、
峠道だったはずの道筋は、いきなり市民の憩いの場に整備された広場へと入っていきます。
その先は完全に、団地と住宅街が展開する“ニュータウン”に。
峠を上りはじめた時の景色とのあまりの激変ぶりは、まるで江戸時代から現代へとタイムスリップしたようでもあり、また騙されたようでもあり、かなり面喰らいます。
住宅街のなかをいく長い坂を下るにつれて、景色は次第に落ち着きを取り戻し、枡形を右へ折れると、やがて鵜沼宿に。
すると左手に廃墟となったドライブインがあり、その敷地のはずれで沢にくだって国道の暗渠をくぐり抜け、「うとう峠」へと入って行きます(上段写真)。
木曽川沿いの地形が険阻で通行が危険なため拓かれた峠道で、10分ほどで頂上に。
とたんに右手がパッとひらけて、なんと団地の風景が。
「あれれ……?」と戸惑いながら、北側だけが原形をとどめている「うとう峠一里塚」を過ぎると、
峠道だったはずの道筋は、いきなり市民の憩いの場に整備された広場へと入っていきます。
その先は完全に、団地と住宅街が展開する“ニュータウン”に。
峠を上りはじめた時の景色とのあまりの激変ぶりは、まるで江戸時代から現代へとタイムスリップしたようでもあり、また騙されたようでもあり、かなり面喰らいます。
住宅街のなかをいく長い坂を下るにつれて、景色は次第に落ち着きを取り戻し、枡形を右へ折れると、やがて鵜沼宿に。