迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

てつみちがゆく―東急・渋谷“地底”駅

2013-03-18 13:40:52 | 鐵路
狭いホームに低い天井。

こんなエリアだらけで、24時間レベルの大混雑を捌けるのでしょうか?



そして地底から地上へは、いくつものクッションエリアを経なければ、到達できません。

さらに、意味不明の傾斜。



高齢者にやさしい配慮ですね!



同じ景色が延々と続いて、どこへ出るのか見当も付かない改札外の連絡通路。



そのために、外注の警備員をあちこちに立たせて、案内係をやらせています。

あぁ人件費が…、いいえ、皆様に雇用の機会を与えているのです。

電車を走らせれば走らせるほど儲かる、黒字企業ですからね。

気になったのは、疲労でぶっ壊れたのか、口のなかでぶつぶつ言いながらニヤけている隊員がいたこと。

有事の時は、さぞ目覚ましい働きをしてくれることでしょう!




マニュフェストには、ラッシュ前に通勤特急と急行を増発して速達性の向上を図るとありましたが、案の定、どの列車も駅の手前で必ず停車する鈍速運転。

「所要時間の約2分短縮」など、政治家なみのウソ発言と言わざるをえません。

もっとも、そんなものこちらは初めから信用していませんでしたが。

これならば、遅延証明書を大増刷したほうが、よっぽど気が利いています。

本気で速達性の向上を図るなら、まずは鈍臭い挙げ句にドア付近に固まって動かない乗客たちを、車内奥まで迅速に進むよう、徹底的に調教する必要があります。

いまさら言うまでもないことですが、彼らこそ、一番の遅延要因なのです。




また、聞いたこともない場所への直通運転など、一日一往復だけで充分です。

何も無いところに用事のある人など、いません。


いっそ、いままでの渋谷駅を復活再開して、渋谷止まりの渋谷始発を運行のメインとしたほうが、よっぽど利便性の向上につながります。
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