
<ただいま、わが家では、水まわりのリフォーム工事中です。
最近新聞紙面をにぎわせている、リフォーム詐欺事件と、わが家のリフォームも無関係ではないので、ご紹介しておきます。
半年ほど前のこと、「この地域の住宅の耐震調査をしていますので、床下を点検させてください。調査料は無料です」という工事の人が、ご近所を一軒一軒回って、わが家にもやってきました。名刺には、静岡市耐震工事指定業者とあります。「都合が悪いから」とお断りすると、次の日にまたやってきました。何べんも何べんもくるので、「じゃあ、点検だけね」ということになりました。
調査員と称する人は、デジカメを持って縁の下に入りました。 やがて出てくるとテレビにカメラをつないで、「水道管が古くなって少々もれている、白ありの気配がある、お風呂場のあたりが腐っている」、等などいいながら、それらしい写真を見せるのです。築30年を過ぎた家の所有者としては、「さもありなん」という気持ちもあって、忸怩たる思いがなくもありません。 その場は、うまくお断りしたのですが、「何とかしなければ」という思いは残りました。梅雨を前に、思い切って知り合いの建築やさんに相談、リフオームを決心しました。
さて、風呂場の床や壁をはがしたらどんなだったかって・・・・・・、
それが、意外としっかりしていてきれいですね、だったのです。
詐欺にはあいませんでしたが、あの「耐震工事の点検」が、私にリフォームの決心をさせたことだけは確かなことです。
皆様不審業者には、気をつけましょう。