陶芸工房 朝

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喜びは命なりけり

2017年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜は台風が東海地方に接近するとの報道に、電池の切れた懐中電灯を買い替えたりして備えたのですが、夜半に激しい風や雨の音はしたものの、これといった被害もなく、台風は無事に通り過ぎて行きました。

 朝、舞い落ちた枯葉を掃きながら、ふと庭の草むらを見ると、一羽の小鳥が死んでいます。

 

 

 何処にも傷らしい物がない所を見ると、昨夜の嵐で吹き飛ばされて、ガラス窓か何かにぶっつかって死んでしまったのでしょう。羽根の色のきれいな小鳥です。調べてみると、どうやらホオジロのようです。昨日までは、美しい声で鳴いていたに違いありません。

 思いがけない災害で命を落とすのは、どうやら生きているものの性なのでしょう。

春ごとに花のさかりはありなめどあい見むことは命なりけり  (古今和歌集・詠み人知らず)

草むらに 鳥の亡き骸 うずくまり 秋七草の 静かに咲けり