陶芸工房 朝

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赤い実は小鳥の贈り物

2018年12月16日 | 野草

山法師が葉を落とし、姫沙羅も葉を落とし、こぶしの木も、すっかり裸になったと思ったら、

脇役だった下草の万両が、急に華やぎ始めました。

 

           

    これは水鉢のわきで。

 

 

これは山法師の木の下で。

 

これは、庭の片隅の壺の横で。

 

これは、普段気にも留めない垣根の脇で。

 

 

赤い実は、どれもみんな小鳥が運んできたものです。

正確に言えば、小鳥の食べた 実が小鳥のふんの中に入っていて、

それが自然に発芽して、いつの間にかわが家の住人になっていたということ。

お正月が過ぎる頃には、赤い実はふたたび小鳥たちのお腹に入って、どこか遠くに旅をする,

 

まったく、自然の摂理の見事さには舌を巻きます。

  赤い実のひたすらあかし冬至かな

 



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