バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

お友達との関わり

2008年10月30日 | 障害児の親
そういえば、最近もう一つ凹んだ話。

スーパーで同じクラスの年長の男の子2人にあった時「あ、バンビ!」と言われたので、私は「こんにちは」と挨拶したけど、バンビは無言で固まるばかり。
2秒くらいの妙な間の後、1人の子が「Sだったら良かったな。」と一言。

Sクンは同じクラスの年少さんで、やっぱり障害児なんだけど多動傾向のある活発な子。だからきっと彼らの弟分みたいな遊び甲斐のある存在なんだろう。
きっとこんな時もかけ寄って行って、何かしら交流したに違いない。

一方、バンビはおしゃべりは1才児レベル。
性格も内気でおっとりしたところがあって(これは間違いなくパパ似)、行動も素早くはできない。
っていうか、自分より身体の大きい子、動きの早い子と身近に接すると、じーっと相手の顔を見て固まってしまうことが多い。

おしゃべりができなくても、物おじせず一緒のテンポで行動することができれば、仲間として遊ぶことができるんだと思うけど。
実際、幼稚園には日本語がおぼつかない帰国子女もいるけど、みんな仲良く一緒に遊んでいるし。

だけど、バンビはそうやって無言で固まってしまうので、相手はどう接していいかわからず、引いてしまいたくなるのだろう。
性格だから仕方がないのかなぁと思うけど、これが今の私の悩みの種。
同じプラちゃんでもすごく積極的にアプローチして、しゃべれなくてもボディタッチしたりして子ども同士すぐ打ちとけちゃう子もいるのになぁ...。

でも、そうかと思うとバンビも心許した存在?にはすごく積極的な面もあって、幼稚園では仲良しのダウンちゃんのことを叩いたり・突き飛ばしたり。
まぁ、それが今のバンビにとっては”一緒に遊ぶこと”の表現になっているのかもしれないけど...。(やられる方はたまったもんじゃないだろうなぁ、申し訳ない限り。)

健常児でもこれくらいの年齢は、お友達との関わりで難しい面も出てきたりするのかもしれないけど、就学を頭の隅に置いている今の時期、”どーなんだろうなぁ”と悩んでしまうのです。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうしてできないの?

2008年10月30日 | 障害児の親
幼稚園のお迎えに行った時、年少で同じクラスだったHクンに突然言われた一言。
「あのさー、どうしてバンビはお話できないの?」
子どもとは残酷な程ストレートに疑問をぶつけてくる生き物なんだよねぇ。

とっさに何と答えてよいかわからず、思わず
「何でだろうねー? おばちゃんもわからないんだけど、バンビはお口がうまく動かないみたいなんだよねー。」と言うのがやっとだった。
その場にいた他のママの目や耳も気になってしまって...。

あーあ、私もまだまだ修行不足だな。

こんな時は
「でもね、バンビはあんまりおしゃべりできないけどHクンの言うことはわかるんだよ。だからHくんがもっとお話してくれたら、バンビも嬉しいと思うよ。」くらいのことを笑顔で言えるママでありたいものだ。
と後になって反省...。

たぶんこの先もバンビは「どうして○○できないの?」って言われるんだろうなぁ。
「どうしてそんなに太っているの?」とか「どうしてそんなに小さいの?」とかも。(今は別に太っても小さくもないけど)
そういうことを面と向かって言うのはいけないこと(大人のことばで言えば”失礼である”)だと向こうがわかるようになるまでは...。

今は相手に悪意はなく、バンビ本人もほとんど意味わかってないから傷つくこともないだろうし、だからまぁこれはこれで”しょうがないよなぁ”で済む話だけど。
学年が上がっていくと...って、まぁ今考えても仕方ないことで悩むのはやめとこう。

子育てって親の度量?が試されるんだなぁ と思った一件でした。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする