PWSのhiroクンのパパさんのブログに、hiroクンが手術をした時に、麻酔後の挿管がしづらかったと言われた と書いてあって
それを読んで、バンビが心臓手術をした時とまったく同じだったことを思い出した。
でも、hiroクンは”声門が見えにくかった” と言われたらしいけど(詳しくはhiroパパさんのブログを読んでください。)
バンビの場合は、私は”狭くて入らなかった”と言われたように記憶している...。
私には医学の専門知識がないので、それがどういうことなのか意味がわからず
喉頭扁桃(アデノイド)が肥大することで狭くなったりするのだろうか と思い、麻酔科医にそれを聞いたら
たぶんそうではなく、生来の器質的なものではないか という話だった。
でも、過去に停留精巣の手術を2回した時にはそういうことはなかったんだよね。
まぁ確かに今回とは違う病院だし、まだ幼かったし...?
年齢が上がって、肥満によって脂肪がついて気管が圧迫される というようなカンジかとも思ったのだけど
医療関係の友人に聞いたりして、そもそも私は麻酔のこと自体がよくわかってなかったことに気づいた。
気管の入口に声門(左右の声帯の隙間)があることも、気管挿管が何のためかも理解できてなくて...。
全身麻酔をすると呼吸も止まってしまうんだね。
私、恥ずかしいことに 意識が無くなるので痛みを感じないで済むだけだとばかり思ってた。
で、呼吸できないと困るから麻酔医が人工呼吸を行う。
人工呼吸って言っても、もちろんマウスtoマウスのあれじゃあなくて、機械で呼吸を維持するってことね。
最初はフェイスマスクで人工呼吸をして、次に気管内挿管をしてチューブを通して肺に酸素を送り込み、手術中の呼吸を維持する。
(同時に麻酔薬を継続する。)
つまり、挿管に手こずるとそれだけ患者の呼吸ができないから困ったことになるってこと。
これは大問題。
hiroクンの場合は、喉頭蓋の変形で声門が見えにくくなったのでは ということのようだけど
バンビの場合は、この声門の開きが悪かった ということなのか...。
あぁ、あの時少しでも知識があれば 麻酔科医にそれを聞けたのになぁ。
PWSは 薬が効きすぎる傾向にあるので、麻酔も要注意 というのは、いわゆる”PWSあるある”で
IPWSOが出している「PWSメディカルアラート」(日本PWS協会が翻訳版を発行している。
これがまた素人泣かせの日本語なんだけど。←あくまで私見です。^_^;)にも書いてある。
だからそれについては 術前に麻酔科医にも伝えて、気を付けてもらうようにお願いしていたのだけど。
今回改めてこの「メディカルアラート」を見たら ”PWSの呼吸の問題”についても書かれていて
PWSにおける中枢性の低換気障害/無呼吸および閉塞性の無呼吸に関する問題が近年研究されている となっている。
バンビはアデノイドもないし、睡眠時無呼吸症もないので、関係ないと思って気に留めてなかったんだけどね。
今回の気管挿管の問題が呼吸の問題と関係あるのかないのか は、正直わからない。
hiroクンとバンビの原因が同じなのか、違うのか、たまたま偶然重なったのか、”あるある”なのか...
ただ、PWSの人にとって、斜視や側彎、男子の場合は停留精巣(睾丸)等 手術をする機会は割とある。
(もちろん、ない人はまったくないんだろうけど。)
だから注意するに越したことはないと思う。
例えば、喉の奥の声門(気管の入り口)を見るために使う喉頭鏡の形状を変える、あるいはファイバースコープとか?
挿管の径の細いものを用意してもらうとか
事前にわかっていれば、麻酔科医の方で対処の方法があるらしいので
”気管挿管がしずらいことがあるかもしれない。”と保護者が知っていて、それを伝えることは大事かなと思うんだよね。
補足:この記事をアップしてからさらに「メディカルアラート」を読んでいたら
”PWSは術後に罹病率が上がることが知られていますが”って書いてあって(そうだったの?)
その原因の1つとして「狭い中咽頭腔」って載っていた。
素人(私)には中咽頭腔がどの辺りかよくわからないけど、口を開けると見えるところ?
となると、声門ではないよねぇ。
うーむ、でもどっちにしろ”喉が狭いので要注意” には変わりないのかな。
あと、唾液が粘性なせいで、抜管の時にも気道確保が難しくなることがあるのだとか。
捕捉2:さらにネットでも調べたら(しつこいけど、命に係わる問題なので)
歯の麻酔でも要注意で、手術後に気道が狭くなり死亡した例があると...。
このページは日本PWS協会の会員でなくてもたぶん読めると思うのでご参照。→「IPWSO視察とPWSA Japan東京会議2005の報告」
こういうの読んでると、やっぱり情報の蓄積って大事だと思う。
だから竹の子の会(親の会)もそうだけど、日本PWS協会も そこに所属して会費を納めることは広くPWSみんなのためになるはず。
考え方は人それぞれだから強要はしないけど、是非そういうことを知って一人でも多くの人に入会していただけたらな と思います。
「メディカルアラート」については、あんまり書いちゃうと著作権の問題があるので...
たぶん会員になれば購入できると思うのだけど、残念ながらホームページには書いてないっぽい。
ホームページはこちらですので、ご興味ある方はお問い合わせください。→ NPO法人日本PWS協会
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
それを読んで、バンビが心臓手術をした時とまったく同じだったことを思い出した。
でも、hiroクンは”声門が見えにくかった” と言われたらしいけど(詳しくはhiroパパさんのブログを読んでください。)
バンビの場合は、私は”狭くて入らなかった”と言われたように記憶している...。
私には医学の専門知識がないので、それがどういうことなのか意味がわからず
喉頭扁桃(アデノイド)が肥大することで狭くなったりするのだろうか と思い、麻酔科医にそれを聞いたら
たぶんそうではなく、生来の器質的なものではないか という話だった。
でも、過去に停留精巣の手術を2回した時にはそういうことはなかったんだよね。
まぁ確かに今回とは違う病院だし、まだ幼かったし...?
年齢が上がって、肥満によって脂肪がついて気管が圧迫される というようなカンジかとも思ったのだけど
医療関係の友人に聞いたりして、そもそも私は麻酔のこと自体がよくわかってなかったことに気づいた。
気管の入口に声門(左右の声帯の隙間)があることも、気管挿管が何のためかも理解できてなくて...。
全身麻酔をすると呼吸も止まってしまうんだね。
私、恥ずかしいことに 意識が無くなるので痛みを感じないで済むだけだとばかり思ってた。
で、呼吸できないと困るから麻酔医が人工呼吸を行う。
人工呼吸って言っても、もちろんマウスtoマウスのあれじゃあなくて、機械で呼吸を維持するってことね。
最初はフェイスマスクで人工呼吸をして、次に気管内挿管をしてチューブを通して肺に酸素を送り込み、手術中の呼吸を維持する。
(同時に麻酔薬を継続する。)
つまり、挿管に手こずるとそれだけ患者の呼吸ができないから困ったことになるってこと。
これは大問題。
hiroクンの場合は、喉頭蓋の変形で声門が見えにくくなったのでは ということのようだけど
バンビの場合は、この声門の開きが悪かった ということなのか...。
あぁ、あの時少しでも知識があれば 麻酔科医にそれを聞けたのになぁ。
PWSは 薬が効きすぎる傾向にあるので、麻酔も要注意 というのは、いわゆる”PWSあるある”で
IPWSOが出している「PWSメディカルアラート」(日本PWS協会が翻訳版を発行している。
これがまた素人泣かせの日本語なんだけど。←あくまで私見です。^_^;)にも書いてある。
だからそれについては 術前に麻酔科医にも伝えて、気を付けてもらうようにお願いしていたのだけど。
今回改めてこの「メディカルアラート」を見たら ”PWSの呼吸の問題”についても書かれていて
PWSにおける中枢性の低換気障害/無呼吸および閉塞性の無呼吸に関する問題が近年研究されている となっている。
バンビはアデノイドもないし、睡眠時無呼吸症もないので、関係ないと思って気に留めてなかったんだけどね。
今回の気管挿管の問題が呼吸の問題と関係あるのかないのか は、正直わからない。
hiroクンとバンビの原因が同じなのか、違うのか、たまたま偶然重なったのか、”あるある”なのか...
ただ、PWSの人にとって、斜視や側彎、男子の場合は停留精巣(睾丸)等 手術をする機会は割とある。
(もちろん、ない人はまったくないんだろうけど。)
だから注意するに越したことはないと思う。
例えば、喉の奥の声門(気管の入り口)を見るために使う喉頭鏡の形状を変える、あるいはファイバースコープとか?
挿管の径の細いものを用意してもらうとか
事前にわかっていれば、麻酔科医の方で対処の方法があるらしいので
”気管挿管がしずらいことがあるかもしれない。”と保護者が知っていて、それを伝えることは大事かなと思うんだよね。
補足:この記事をアップしてからさらに「メディカルアラート」を読んでいたら
”PWSは術後に罹病率が上がることが知られていますが”って書いてあって(そうだったの?)
その原因の1つとして「狭い中咽頭腔」って載っていた。
素人(私)には中咽頭腔がどの辺りかよくわからないけど、口を開けると見えるところ?
となると、声門ではないよねぇ。
うーむ、でもどっちにしろ”喉が狭いので要注意” には変わりないのかな。
あと、唾液が粘性なせいで、抜管の時にも気道確保が難しくなることがあるのだとか。
捕捉2:さらにネットでも調べたら(しつこいけど、命に係わる問題なので)
歯の麻酔でも要注意で、手術後に気道が狭くなり死亡した例があると...。
このページは日本PWS協会の会員でなくてもたぶん読めると思うのでご参照。→「IPWSO視察とPWSA Japan東京会議2005の報告」
こういうの読んでると、やっぱり情報の蓄積って大事だと思う。
だから竹の子の会(親の会)もそうだけど、日本PWS協会も そこに所属して会費を納めることは広くPWSみんなのためになるはず。
考え方は人それぞれだから強要はしないけど、是非そういうことを知って一人でも多くの人に入会していただけたらな と思います。
「メディカルアラート」については、あんまり書いちゃうと著作権の問題があるので...
たぶん会員になれば購入できると思うのだけど、残念ながらホームページには書いてないっぽい。
ホームページはこちらですので、ご興味ある方はお問い合わせください。→ NPO法人日本PWS協会
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
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