バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

生い立ち②-3ヶ月から1才まで

2006年05月11日 | バンビの生い立ち(ブログ公開まで)
 
※1才前-この3年で最も太っていた頃のバンビ (明らかにミルク飲ませすぎ?)
 動くようになってから多少人相変わりました。

~ミルクとの格闘の日々~

NICUでは1日のミルクの量を150~160ml×体重(kg)という計算で出していて、これを6~8回に分けて飲ませるようにと言われていた。
※これはバンビの心臓(穴が開いている)への負担も考えてのことだから、他のお子さんの参考にはならないかもしれない。

というわけで、バンビの場合80mlを1日8回、つまり3時間おきに飲ませることになった。
(たぶん、他のお子さんは1回の授乳量がもっと多くて回数が少ないと思う。)
授乳1回に準備や片付けも含めて結構時間がかかる。1日中ミルクのことに追われているような気がして、精神的に辛かった。

バンビは1日のほとんどを泣かず、動かず、ただ寝ているだけ。
想像していた”赤ちゃんのいる暮らし”とはほど遠く、どこへも行けず、話し相手もオットだけという生活に煮詰まりそうだった。
この年は梅雨明けが長引き、しかも残暑が厳しく、そういう天候不順の影響もあったかも。

で、夜中の授乳をやめてしまった。(ひどい親かも~?)
ミルクをほしがって夜泣きするということがあるわけでもなく(それは楽で良かったけど)、熟睡していて口では飲めないし、寝ているのにチューブで胃にミルクを流し込むことにも抵抗があった。
それで、様子を見ながら1回の授乳量をその分増やしていって、総量が変わらないようにした。

乳首はいろいろなメーカーのものを買って、自分で穴を大きくしたり、カッターで切ったりして試す。
PWSのコにはヌークがいいという話を聞くけど、バンビは口の形状に合わないのかダメで、ピジョンのクロスカットの穴を大きくしたのを使っていた。

★3ヶ月を過ぎてから

1回の授乳を全部口で飲めることも多くなって楽になってきた。
自分の手を見たり、なめたりして遊ぶようになる。
あやすと声を出すようになる。

★4ヶ月

ミルクの飲みが悪くなり、チューブに頼る日々が続く。

★5ヶ月

バンビは離乳食を始め、私は断乳することに。
お米のおかゆは好きではないらしく、パンがゆ・オートミールの方がよく食べた。
よく声を出すようになってきた。

★6ヶ月

歯がはえ始める。
相変わらずよく寝ていて、1日20時間くらい寝ていたかも。

★7ヶ月

風邪をひいて下痢が長く続いた。
引越しをすることになり、バタバタして育児メモも付けなくなってしまったので、以下記憶がちょっと曖昧。

★8ヶ月

体重はまだ問題ないが、顔や手がプクプクになってしまい、経管哺乳を止めることにする。
うつぶせはキライでさせると泣くけど、横向きにさせると頭をそらして、自分で仰向けに戻れるようになる。

★9ヶ月

離乳食は1日2回だが、あまり進まない。ミルクは口だけだと1日600mlがやっと。
手を叩いたり、メリーを引っ張って遊ぶことができるようになる。
首がしっかりしてきて、抱っこすると自分で抱きつこうとするようになり楽になる。

★10ヶ月

寝返りするようになる。初めてOT(作業療法)を受ける。(毎月1回)

★11ヶ月

支えてやるとお座りができるようになる。

★12ヶ月

支えなくても何とか座っていられるようになる。(まだたまにひっくり返ったり、つぶれたりして不安定ながら。)
幼児グループ(民間の療育施設)に週2回通い始める。

※お座りについて

お座りは無理にさせない方がいいというか、させると良くないらしい。
PWSのコは筋力が弱いので、自分の力で座れるようになるまで、椅子にずっと座らせるようなことはしない方がいいと私も思う。
だけど、たまーにお座りの練習をするぐらいは悪いことではないのでは?と思う。
本人の視点が上がるので、そこからまっすぐモノを見て得られる刺激は、寝たまま見るのとは情報量が違う。
親と向き合ってコミュニケーションできたりとか、プラス面もあるはず。
まぁ素人考えですが...。(取りあえずうちはそれで問題なかったんだけど。)

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