![]() |
お仕事女子のための 24時間でマスターする英会話 (美人時間ブック) |
石川 奈未 | |
光文社 |
こういうタイトルの本を見ると、何とかもう少しうまく英語話せるようにならないものかと色々がんばっている人ほど、「24時間でマスター?そんなわけないでしょ!」って絶対思いますよね。
そう思いながらも、図書館の新刊コーナーに英語関連の本が入ると無条件に借りちゃいます。
ところが、読んでみたら想像していたのとかなり違っていました。
かゆい所に手が届くといった感じで、必要な情報が効率よくうまくまとまっています。
ただ、この24時間でマスターするというのは、さすがに言い過ぎでしょう。この本はドラマ仕立てになっていて、食品会社に勤める主人公、南の英語はもう十分ビジネスで使えるレベルです。
しかも物おじしない性格。実はこれが英会話上達の一番の秘訣かもしれません。
これ図書館で見かけなければ絶対に読まなかっただろうなあ。
Don't judge a book by its cover.
って、こういう時に使うんでしょうか。
この本の中に食品会社の社長が"How do you do?"と言って、帰国子女から「それはもう死語ですよ」と笑われるシーンがあります。
私が中学生の時はもちろん初めて会った人にはこう言いますと習いました。今はさすがに中学校の教科書にはこれ載ってないんでしょうね。
それともイギリスならまだ現役の表現?