後半があっと驚く展開というのは聞いていたけど、本当にまさか、まさか、でした。
その驚きのせいもあるけど、この本は読む人によって共感するところがけっこう違うんじゃないかという気がします。
最初は主人公のハロルドって自分と似た性格かもと思っていたら、だんだん、いやかなり違うなという気もしてきたし。
3部作ということで、シリーズあと2作あるんですが、1作目がこんな展開だったので、他の2作はどういうことになっているのか気になります。
舞台は第2次世界大戦、ドイツ占領下のフランス。
予想はしていたけど、予想以上に辛かった。
"The Nightingale" はもちろんだけど、"The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry" もけっこう重かったので、次の本を選んでいる間にクリスティ読もう。