知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

pip

2008年08月02日 | 英語

Japan Times Weekly 8月2日号。

モスクワは世界一物価が高い都市という記事から。

Moscow is the world's most expensive city for expats while Tokyo has pipped London to move into second place.

この"pip"は「打ち負かす」という意味。

東京がロンドンを負かして堂々の2位!

"pip"ってこの他にも色々な意味がある面白い単語です。

まずは果物の種。

シャーロック・ホームズの短編に"The Five Orange Pips"「オレンジの種5つ」という作品があります。

どうやらりんご、オレンジ、梨くらいの種がpipに当たるようでうす。

さいころの目も"pip"です。

イギリス英語で午後のことを"pip emma"と言うそうです。

アガサ・クリスティの「予告殺人」に"Pip"と"Emma"という名前の双子が登場します。こんな名前をつけるなんて相当変わった親だという感じに描写されていましたが、このあたりは全然気にせずに読み飛ばしてました。

俗語で「すばらしい人」なんていう意味もあります。

ドラマ「サードウォッチ」で使われていた"She is a pip" 「彼女は切れ者よ」なんていうのがこれだと思います。

かなり昔、自分のブログにも書きましたが、pipを二つ並べて"pip-pip"となると「さようなら」という意味もあります。

 

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