「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぶるるゥ、こごえちゃうゥでスッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!花冷えだね!)
こんにちは、ネーさです。
お花見にはいささか寒過ぎた日曜日でしたが、
お家に帰って温かい飲み物を準備したら、
さあ、読書タイムですよ~♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― 博物館のファントム ――
著者は伊予原 新(いよはら・しん)さん、2014年1月に発行されました。
『Phantom of the Museum』と英題名が、
『箕作博士のミステリ標本室』と日本語副題が付されています。
「あはァ! はかせェ、とうじょうッ!」
「ぐるがるる?」(←訳:助手さんは?)
えへん、違います。
これはね、《博士と助手》的なコントの御本じゃありません。
でも、出てきます。
博覧強記の物識り博士と、
新入りのヒヨッ子ちゃんが、
しっかり主役コンビとして登場してくれるんです♪
先ずは、博士さんを御紹介いたしましょう!
「まッてましたでス!」
「がるがるぅ!」(←訳:パチパチィ!)
白衣の裾をひるがえし、
古めかしい博物館の建物を“支配”するのは、
箕作 類(みつくり・るい)博士。
動物研究部の主任研究員さんです。
対して、
新人ヒヨコちゃんは、
池之端 環(いけのはた・たまき)さん、
植物研究部でお仕事を始めて一ヶ月、
まだホカホカ湯気が立ってる正真正銘のピヨピヨちゃんです。
「はかせとォ、しんじんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:頑張れ新人!)
そう、
動物や植物研究にたずさわる箕作さんと環さんのお仕事場は、
国立自然史博物館。
箕作さんは、環さんの直接の上司ではないのですが、
『赤煉瓦』と呼ばれる旧い建物で
標本収蔵室の整理を担当していると、
大先輩の箕作さんに怒られたり、
質問したり、
教わることがあったりもするのです。
なんといっても箕作さん、
《ファントム》
と仇名される《博物館の怪人》なのですから。
「はくぶつかんのォ、かいじんッ!」
「がるるるぐぅるるる!」(←訳:オペラ座じゃなくて!)
第一話ならぬ『標本№1』は、
『呪いのルビーと鉱物少年』。
消えた鉱物標本の謎に
ピヨっ子な環さんは「?!?」。
けれども、《ファントム》たる箕作さんは
一目瞭然……??
「わほゥ! だとしたらァ~」
「ぐるるがるがるっ?」(←訳:本物の怪人博士っ?)
鉱物にまつわる謎、
植物にまつわる謎、
化石にまつわる謎……と、
博物館らしい多彩な広がりをみせる物語は
ミステリマニアさんでなくとも愉しめるエンタな作品です♪
「ものしりィはかせはァ、たよりにィなるゥ!」
「がるるるるぐるる~?」(←訳:だといいんだけど~?)
美術館でうっとり♪
水族館って和むよね♪
動物園もいい♪
でも博物館がいちばんだよ!という博物学好きな御方に
とりわけのおすすめです。
ぜひ一読を!
ぶるるゥ、こごえちゃうゥでスッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!花冷えだね!)
こんにちは、ネーさです。
お花見にはいささか寒過ぎた日曜日でしたが、
お家に帰って温かい飲み物を準備したら、
さあ、読書タイムですよ~♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 博物館のファントム ――
著者は伊予原 新(いよはら・しん)さん、2014年1月に発行されました。
『Phantom of the Museum』と英題名が、
『箕作博士のミステリ標本室』と日本語副題が付されています。
「あはァ! はかせェ、とうじょうッ!」
「ぐるがるる?」(←訳:助手さんは?)
えへん、違います。
これはね、《博士と助手》的なコントの御本じゃありません。
でも、出てきます。
博覧強記の物識り博士と、
新入りのヒヨッ子ちゃんが、
しっかり主役コンビとして登場してくれるんです♪
先ずは、博士さんを御紹介いたしましょう!
「まッてましたでス!」
「がるがるぅ!」(←訳:パチパチィ!)
白衣の裾をひるがえし、
古めかしい博物館の建物を“支配”するのは、
箕作 類(みつくり・るい)博士。
動物研究部の主任研究員さんです。
対して、
新人ヒヨコちゃんは、
池之端 環(いけのはた・たまき)さん、
植物研究部でお仕事を始めて一ヶ月、
まだホカホカ湯気が立ってる正真正銘のピヨピヨちゃんです。
「はかせとォ、しんじんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:頑張れ新人!)
そう、
動物や植物研究にたずさわる箕作さんと環さんのお仕事場は、
国立自然史博物館。
箕作さんは、環さんの直接の上司ではないのですが、
『赤煉瓦』と呼ばれる旧い建物で
標本収蔵室の整理を担当していると、
大先輩の箕作さんに怒られたり、
質問したり、
教わることがあったりもするのです。
なんといっても箕作さん、
《ファントム》
と仇名される《博物館の怪人》なのですから。
「はくぶつかんのォ、かいじんッ!」
「がるるるぐぅるるる!」(←訳:オペラ座じゃなくて!)
第一話ならぬ『標本№1』は、
『呪いのルビーと鉱物少年』。
消えた鉱物標本の謎に
ピヨっ子な環さんは「?!?」。
けれども、《ファントム》たる箕作さんは
一目瞭然……??
「わほゥ! だとしたらァ~」
「ぐるるがるがるっ?」(←訳:本物の怪人博士っ?)
鉱物にまつわる謎、
植物にまつわる謎、
化石にまつわる謎……と、
博物館らしい多彩な広がりをみせる物語は
ミステリマニアさんでなくとも愉しめるエンタな作品です♪
「ものしりィはかせはァ、たよりにィなるゥ!」
「がるるるるぐるる~?」(←訳:だといいんだけど~?)
美術館でうっとり♪
水族館って和むよね♪
動物園もいい♪
でも博物館がいちばんだよ!という博物学好きな御方に
とりわけのおすすめです。
ぜひ一読を!