「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゥッ! きょうはァ、ていでんッ、ないでス!」
「がるる!ぐっるがるる!」(←訳:虎です!ホッとするね!)
こんにちは、ネーさです。
昨日4月27日の停電には驚かされましたが、
真っ暗で不安だった中、ひとつ発見がありました。
電灯ひとつ点っていない市街地の上は
満天の星空でしたよ!
三等星までくっきり見えて、
ああ、これが自然というものかと愕然といたしました。
「でもォ、やぱりィ~」
「ぐるっる!」(←訳:怖かった!)
電灯のもと、安全に暮らせることに感謝しながら、
では、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
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―― お気のドクター ――
著者は蒼井ひかり さん、2014年2月に発行されました。
文庫書き下ろしであるこの御本は、
とある新人ドクターさんが主人公のフィクション作品です。
「うむゥ? はくしょんッ?」
「がぅるるぅるぐるぅ!」(←訳:フィクションだよぅ!)
いえ、或る意味、ハクションは正しいわ。
御本を手に取り、
さぁて、どんなお話かなぁ~と読み始めた活字マニアさんは
もれなくギョギョっとすることでしょう。
なんちゅうドクターだ、こいつは!
ハクション大魔王なみの
超ド天然かっ!と。
「あくびちゃんもォ、びッくりィ!」
「ぐるるがっるる?」(←訳:みんな困ってる?)
小石川康史(こいしかわ・やすし)くん、
26歳。
大学の医学部を卒業し、
医師国家試験にも合格して、
現在は福岡県の富双(ふそう)病院に
研修医として勤務している小石川くんは……
指導医の更科(さらしな)先生から
怒られてばかり。
「きのうもッ、きょうもッ!」
「がるるぅ~…」(←訳:毎日かぁ~…)
外来、回診、当直、カンファレンス、
検査に立ち会い、暴れる患者さんを取り押さえ、と
お医者さん、ことに新米の研修医さんの毎日は
忙しいものです。
同僚さんたちから
“コイ”と呼ばれている小石川先生は、
忙しくて大変で、という同情すべき要素を差し引いても、
なんとも、そのぅ~…
「こまッたちゃんッ!」
「ぐるぐる~…」(←訳:やれやれ~…)
遅刻しちゃうし、
すぐボ~ッとなっちゃうし、
指導医の先生のお話を聞いてないみたいだし、
清潔なはずの白衣はくしゃくしゃのシワだらけ。
でもね、
なんか憎めない人なんですね、コイくんは。
ドジ踏みまくりだけれど、
悪気はなくて、一生懸命なのだと
相手に伝わるため、でしょうか。
「よかッたでスねッ♪」
「がるぐるるるっ!」(←訳:いやよくないっ!)
ええ、雲行きは剣呑です。
コイくんの言動に激怒する急患さん。
コイくんと、いっこうに打ち解けてくれない患者さん。
そして、コイくんのお祖父ちゃんの身に起きたトラブル。
ああ、一人前のドクターへの道のりは、遠い……。
「うゥ~むッ、
だめだめどくたーだけどォ」
「ぐるるるがるる~…」(←訳:ここまで来ると~…)
「おうえんしたくゥなッちゃうゥ!」
深刻になりやすい医療小説を、
あえて読みやすく、わかりやすく、
笑いも添えて描かれたコイくんの七転八倒、いえ、
七転び八起きものがたり。
奇想天外すぎるファンタジーじゃなくて
ほどよくフィクショナルな世界に浸りたいな~とお考えの活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
本屋さんで探してみてくださいね♪
「いつもォ、あたふたッ!」
「がるぐるるがっるるぐるぐる!」(←訳:早く名医になってねコイくん!)
ふゥッ! きょうはァ、ていでんッ、ないでス!」
「がるる!ぐっるがるる!」(←訳:虎です!ホッとするね!)
こんにちは、ネーさです。
昨日4月27日の停電には驚かされましたが、
真っ暗で不安だった中、ひとつ発見がありました。
電灯ひとつ点っていない市街地の上は
満天の星空でしたよ!
三等星までくっきり見えて、
ああ、これが自然というものかと愕然といたしました。
「でもォ、やぱりィ~」
「ぐるっる!」(←訳:怖かった!)
電灯のもと、安全に暮らせることに感謝しながら、
では、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

―― お気のドクター ――
著者は蒼井ひかり さん、2014年2月に発行されました。
文庫書き下ろしであるこの御本は、
とある新人ドクターさんが主人公のフィクション作品です。
「うむゥ? はくしょんッ?」
「がぅるるぅるぐるぅ!」(←訳:フィクションだよぅ!)
いえ、或る意味、ハクションは正しいわ。
御本を手に取り、
さぁて、どんなお話かなぁ~と読み始めた活字マニアさんは
もれなくギョギョっとすることでしょう。
なんちゅうドクターだ、こいつは!
ハクション大魔王なみの
超ド天然かっ!と。
「あくびちゃんもォ、びッくりィ!」
「ぐるるがっるる?」(←訳:みんな困ってる?)
小石川康史(こいしかわ・やすし)くん、
26歳。
大学の医学部を卒業し、
医師国家試験にも合格して、
現在は福岡県の富双(ふそう)病院に
研修医として勤務している小石川くんは……
指導医の更科(さらしな)先生から
怒られてばかり。
「きのうもッ、きょうもッ!」
「がるるぅ~…」(←訳:毎日かぁ~…)
外来、回診、当直、カンファレンス、
検査に立ち会い、暴れる患者さんを取り押さえ、と
お医者さん、ことに新米の研修医さんの毎日は
忙しいものです。
同僚さんたちから
“コイ”と呼ばれている小石川先生は、
忙しくて大変で、という同情すべき要素を差し引いても、
なんとも、そのぅ~…
「こまッたちゃんッ!」
「ぐるぐる~…」(←訳:やれやれ~…)
遅刻しちゃうし、
すぐボ~ッとなっちゃうし、
指導医の先生のお話を聞いてないみたいだし、
清潔なはずの白衣はくしゃくしゃのシワだらけ。
でもね、
なんか憎めない人なんですね、コイくんは。
ドジ踏みまくりだけれど、
悪気はなくて、一生懸命なのだと
相手に伝わるため、でしょうか。
「よかッたでスねッ♪」
「がるぐるるるっ!」(←訳:いやよくないっ!)
ええ、雲行きは剣呑です。
コイくんの言動に激怒する急患さん。
コイくんと、いっこうに打ち解けてくれない患者さん。
そして、コイくんのお祖父ちゃんの身に起きたトラブル。
ああ、一人前のドクターへの道のりは、遠い……。
「うゥ~むッ、
だめだめどくたーだけどォ」
「ぐるるるがるる~…」(←訳:ここまで来ると~…)
「おうえんしたくゥなッちゃうゥ!」
深刻になりやすい医療小説を、
あえて読みやすく、わかりやすく、
笑いも添えて描かれたコイくんの七転八倒、いえ、
七転び八起きものがたり。
奇想天外すぎるファンタジーじゃなくて
ほどよくフィクショナルな世界に浸りたいな~とお考えの活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
本屋さんで探してみてくださいね♪
「いつもォ、あたふたッ!」
「がるぐるるがっるるぐるぐる!」(←訳:早く名医になってねコイくん!)