いいお天気で、歩いて行ったのだが、マフラーが邪魔なほどのポカポカ陽気でした。
赤門入ったところで何十年ぶりかで猿回しを見物し、昨年贖った福笹を納所に納めて本殿にお参り。
例によって、今年一年改めての一族の平穏をお祈りしました。
本殿に奉納されている話題の大マグロです。
このあと、福笹の新しいのをお受けして(大、3000円)神社会館へ。
お茶の接待をして頂ける券を戴いていました。
午後にはこの舞台で狂言が行われるようでした。
その演目を書いたものがテーブルに置かれていましたが、持って帰ってはいけないようで。
残念でした。
会場はこんな感じです。昨夏、元権宮司の吉井貞俊さんの個展が行われて訪れた場所です。残念ながら吉井さんは最近お亡くなりになられました。あの時、会場でお見かけしましたのに。人の命は儚いものです。
お茶をお菓子とともに出して下さいました。
会場二階の窓から見える境内の様子です。
右奥が本殿。行列は、振る舞い酒を待つ人。
私どもはおいしいこぶ茶を頂いて帰りました。
えびすさんへお参りした。
今日は宵宮。
けど、昼日中にお参りするのは何十年ぶり。
夜と違って参拝客もそれほど多くはなく歩きやすかった。
しかも好天気でポカポカ。
赤門入った所の広場で猿回しが。
昔はもっと広いスペースを使ってやっていたが。
そして、物語性のある演し物をやっていた。「月形半平太」は面白かったという記憶がある。今ならテレビにでも出て大受けするだろう。
今日は、全部を見たわけではないが、少しレベルが下がっているような。
でも、かわいかった。動画をどうぞ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=e3jTcAUwDRM
もちろん、投げ銭させて頂きましたよ。お望みは「折り畳み式のがいい」と仰っていましたが。
何年か前の「宮っ子」(用海版)が主催する懇談会の司会をしたことがある。
ここで、出席者の一人が体罰を容認するような発言をした。
子どもを健全育成するための懇談会だった。
彼は少年野球の指導者。
わたし、司会でしたが「それはダメ」ときびしく言いました。
けど、他の出席する母親の中からも体罰を容認する発言がありました。
わたし、「体罰は絶対にダメです」と言いました。
かの指導者は、「加減をしている」と仰います。
わたし、「ダメです。どんな体罰も許せません。その加減は誰が判断するのですか?」
そのうち「司会者横暴」との声が。
司会者はみんなの意見を出させるだけでいいというような意見も。
しかし、その時、私が言う「体罰はダメ」という考えを理路整然と発言する人がなく、わたし困ったのでした。
仕方なくわたしが「体罰はダメ」で押し通しました。
当然でしょう?喫茶店でおしゃべりしているのとは違うのです。言わば公の席です。そこで、体罰容認の声が通って、会が進めば、バカじゃないの?です。
ということで、世の中には結構、体罰容認の人が多いのです。現場の実態をご存知ないのですね。
その野球部指導者も加減をしていると仰るように、大した体罰は与えてはおられないのでしょう。しかし、一旦認めてしまうと、エスカレートしかねないのです。指導者にも色々おられますからね。バカとは言いませんが。
次のようなことも、この用海地区ではありました。
ある年の卒業式です。
わたし、出席してました。
ところが、卒業生の中に何人かが異様な服装で出席していたのです。
野球のユニホーム姿でした。
ある少年野球のチームに属する子たちでした。
当日になってしまっていて、校長は困っておられました。
そんな話が事前に伝わっておれば何とか出来たでしょうが、式の直前では間に合いませんでした。
とんでもないことです。
そのチームの監督の指示でした。
バカと言われてもしょうがないでしょう?
それなら、私が教えている将棋会の子どもには、(これは極端ですが)羽織袴で参加させねばなりません。
子どもたちは野球部の卒業式ではないのです。学校の卒業式なのです。
その監督さんの考えは、一生懸命野球に取り組んできたから、なのだと。
後で、そのうちの一人の子ども(将棋に来ていた)に聞いてみました。すると「嫌やったけど」と。
こんな程度の人が子どもを指導しているのです。
誤解のないように言っておきますが、この監督さんは先の懇談会で体罰容認した人とは違いますので。
それから言っておきたいこと。
学外で子どもの指導をしている人たちですが、みなさんボランティアで偉いです。ところが、そこで間違った指導をしておられても学校側からクレームをつけにくいという事情があります。校長さんなどは決して、そういう人たちを非難するようなことはなさいません。「お世話になってます」だけです。立場上仕方ないですね。それをいいことに自分たちはいいことをしているという自信をお持ちだ。
けどね、体罰を受けた子は、ドンクサイ奴は体罰を受けて当然と判断してしまいます。
さてそこで何が起こるか。
そうです、イジメです。
ドンクサイ奴は叩かれても仕方ないです。
しかも、いつも体罰を受けてる子どもは要領がよくなります。大人の前ではいい子です。礼儀正しくふるまいます。ところが陰に回るとイジメです。今度は自分が自分より弱くドンクサイ奴をいじめます。
このことあまり公にはなっておりません。先のように、ボランティアで子どもの指導をしている人を批判しにくいという事情があります。またその因果関係を証明しにくいですからね。でも実態はそんなところです。厳しく指導されている子どもが弱い子に厳しくする。
次のようなこともデータにありますね。
家庭内で虐待を受けた子は後に自分の子どもを虐待する確率が大きいと。これはすでに公になっているデータだと思います。
これと同じことではないでしょうか。
もっともっと書きたいけど、充分に書くのはここではムリ。
もう一度書いておきますが、体罰容認の立場の人はコメントしないで下さいね。