喫茶 輪

コーヒーカップの耳

蜘蛛が目の前に降りてきた。

2018-09-24 17:14:33 | 日記
パソコン触ってたら、天井から蜘蛛が目の前に降りてきました。








そのままその言葉「蜘蛛が目の前に降りてきた」をググってみたら、こんなのが出てきました。

  《蜘蛛が目の前に降りてきた♫
   高いところにあるクモの巣からクモが目の前に降りてくるのは、お金持ちの人と恋をする前触れだとも言われています。》


へ~?楽しみだなあ!
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「現代川柳」

2018-09-24 14:40:10 | 文学
「現代川柳」63号(2018年9月)をお贈りいただいた。
事務局で企画・事業・校正担当をしておられる中野友廣さんから。

時実新子さんがお亡くなりになったあと、お弟子さんたちがその遺志を継いだかたちでの川柳誌。
隔月でもう63号だから、新子さんがお亡くなりになって間もなくから発行されている。
100ページ近い立派な本です。
読ませていただくと、新子さんの匂いがあふれている。
新子さん亡くなって10年にもなるのに、みなさん熱心なことです。
お贈りくださった中野友廣さんが今号に発表しておられる5句を紹介しましょう。

  相談にのってほしいと神が呼ぶ
  二人で降りて一人旅立つ無人駅
  乗り換え駅で聴いたよ亡父のハーモニカ
  父を探して泣いて歩いたことがある
  忘却の中へは消えぬ八月忌

現代川柳は、ちょっと難かしいですね。
でも、言葉をそぎ落として余韻をふくらまし、読む者に想像を許す作品となっていますね。
それぞれの句に作者自身の個人的想いはあるのでしょうが、受け取り方は読者に任せると。
作者と読者と二人で作り上げるといってもいいような。
中野さんの今回の句にはそんなことを考えさせられました。
ただ、新子さんの句は、作者の血が滴るような作品も多かったような気がします。
それでも発表されてしまえばもう、その解釈は読者の自由ではあるのでしょうけれども。

本号の中で印象深かったのは次の句。
同人の小林康浩さんが「群舞を読む」で評論しておられる、谷本錦泉さんの、
「この国の総理大臣さんなのね」です。

小林さんはこう評しておられる。
《この時事吟はすごい。「 」のせりふのみで一句を成す。今年、原爆忌の平和祈念式典において総理大臣は、被爆国の代表者としてとても不甲斐ない、無感情且つ無味乾燥な式辞を朗読した。それを聞いた多くの国民、そして外国人までが、この、錦泉さんの句の言葉を漏らしたに違いない。そしてこの句は、女性の言葉である。多くの、特に女性を失望させた現実を、総理大臣さんには真面目に考えていただきたい。久々に胸のすく時事吟に出会った。》
わたしも小林さんに同感です。

この本、一冊で大分楽しませてもらえます。



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祭日の病院

2018-09-24 11:42:08 | 健康・病気
二か月に一度のM病院予約の日でした。
今日は祭日ですが、いっぱいの人で、会計でも薬をもらうのにも長時間待たされました。
その間、読書です。
『妄想老人日記』(野坂昭如)を読んでいて次のような記述が。
東京から神戸の中学校に講演に来られた時の1999年2月17日の日記。
《長田区で焼けも潰れもしなかった古い家撮影。有馬経由宝塚。夙川で潰れた喫茶店「パポーニ」の跡をながめ、今夕の「野坂塾」に気づいて新大阪へ。ギリギリ間に合った。》

多分一人でやってこられたのだろう。無くなってしまった「パポーニ」の跡地をどのような気持ちで眺めたのか、そのことについては書かれていない。
この時のことはどこかに書いておられるかもしれないが。

病院は、家内に車で送ってもらって、そして迎えに来てもらったのだが、
迎えを待つ間も、出入口にあるベンチに腰かけて本を読んでいた。
すると、そばを大きな人が通った。若い黒人だった。
2メートル以上ある。顔もきれいで均整の取れたいい体。
なにか、バスケットをしているような感じだった。

うつむいてスマホを触っている。いかにも健康そうで、本人が病気ではなさそう。だれかの見舞いだったのかも。
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