喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「折々のことば」の千切り抜き

2018-09-28 17:30:43 | 宮崎修二朗翁
宮崎先生からお手紙が。
中にたくさんの千切り抜きが同封されていました。

以前にも送ってくださっていますが、その後の分。
一番上にあったのが、
《パッと言えてしまうようなことは大したことがないんです》
という、大澤真幸という社会学者の言葉。
思ったこと、どうしても分かりやすく伝えようと思ってしまう。
しかし、そう簡単に伝えられるような思想は本物ではないということなのだろう。
解る気がする。

なかなか宮崎先生に会いに行くことが出来ない。
行こうと思っていたのに、車が故障してしまったりと。
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田中敬子さんとチェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団

2018-09-28 07:47:25 | アート・文化

一昨年に続き、今年も招待していただきました。
これは一昨年の時のブログ。https://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/e/aa9546e4831538415e1fcfdf49af874d





「チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団」と田中敬子さんのピアノコンサート。

会場がいいです。
兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール。


ここは何度も機会があって行かせてもらっていますが、本当に素晴らしいです。
席に前後のゆとりが大きくあって、ゆっくりと鑑賞できます。
しかも昨夜のわたしの席は最高の位置でした。
一階、B列、14番。
正面列の左端。前から二番目。一番前よりいいのです。一番前は、前に何もなく足元がむき出しになってしまいますので恥ずかしい。
わたしの目の前が第一バイオリン。手を伸ばせば届きそうな距離。
演奏者の息遣いも聞こえ、音は耳からだけではなしに、その響きが床を伝わってわたしの体に直接流れてくるのです。
こんな幸せなことがあるでしょうか。
ピアノの田中さんの手元も見える位置なのです。
こんなこと言ったら失礼なのでしょうが、皆さん凄くお上手。プロですから当たり前です。
二時間、至福の時を過ごしました。
クラシックはわたし詳しくはありませんが、解説のパンフレットを参考にして聞かせて戴きました。
お陰で十分に楽しめました。

あ、田中敬子さんですが、もう二十年近くの縁です。
まだ神戸女子大の教授をされてたころからの。
その後、ブルーメール賞を、彼女は音楽部門、わたしは文学部門で同時に受賞したりと。
ただその授賞式当日は、彼女は演奏会と重なっていてお見えになれず、代わりに弟さんが出席されたのでした。
いつまでも覚えて下さっていて、ありがたいことです。

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