喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『水を汲みに』後半

2020-03-11 14:25:48 | 
赤井宏之詩集『水を汲みに』(編集工房ノア刊)の後半。 

先に軽いと書きましたが、後半には重いモチーフの作品もあります。
しかし文体はやはり馴染みやすいです。ユーモアが持ち味。作者の持つ人間性かもしれませんね。
お会いして話しても、元高校教師でありながら、「町のおじさん」といった庶民性があります。

後半の中からわたしが気に入った一篇。

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「モチノキ」です。
なんでもなさそうな作品ですが、気息がよく伝わって、こんなんわたし好きです。
方言も効いてますね。

 『完本コーヒーカップの耳』
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『水を汲みに』

2020-03-11 08:24:03 | 
赤井宏之詩集『水を汲みに』を読んでいます。



まだ読み終えてはいませんが、「あとがき」を先ず。

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この人の詩集はこれまで何度か紹介してきました。

『待ち合わせ』

『次に会う人』

ご本人が「詩日記」といっておられるように、文体が軽いです。よって読みやすい。
と言っても内容が薄いというわけではありません。
よほど推敲が行き届いているのでしょう。

さらにいえば、ほどの良いユーモア。
明るく読める詩集なのです。
明るい詩集なんて、なかなかあるものではないのですが、この人のは明るい。
まだ読んでいる途中ですが、一篇紹介しましょう。

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これ、共感しますねえ。ちょっと自虐も入っていて。

心の奥を彫り刻むような言葉はありませんが、共感する部分が多い詩集ではあります。
残りを読むのが楽しみです。
コメント (6)
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