喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「現代詩神戸」270

2020-09-15 11:20:57 | 
「現代詩神戸」270号をお贈り頂いた。

右ページに目次欄がありますが、昔とはメンバーが大きく変わりました。
ちょっと淋しい気がします。
←クリック。
その巻頭詩。力津耀子さんの「夏でした」。
いい詩ですね。ただ最終行の、《網に脚が一本残っていました》は評価が分かれるところではないでしょうか。ご本人はここが言いたかったのかもしれませんが、わたしにはちょっと強すぎて。
この力津という人、わたしにはあまりなじみがないのですが、「あとがき」に《故佐藤勝太さんがやっておられた「詩楽」のメンバーでした。》とあります。
次のページも力津さんの詩が2編。彼女の詩、3篇ともセミがモチーフになっています。
←クリック。
わたしは「朝一番」が好きです。変な作意がなくていいですねえ。終わり二行、印象に残ります。

左ページも、ついでといっては悪いですが、藤井清さんの二作上げておきます。

これから皆さんの作品を楽しませていただきます。
ありがとうございます。

『完本コーヒーカップの耳』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする