喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「珈琲店にて」

2020-09-11 14:15:47 | 宮崎修二朗翁
宮崎修二朗先生から託された兵庫県の文学資料だが、
浅学のわたしが全てを消化することはほぼ絶望的だ。
しかし、少しずつでも紹介できればとは思っている。
その中の今日は、砕花師の詩の草稿。

「珈琲店にて」と題された草稿だ。
8枚の紙に書かれているが、昭和22年ということで、戦後の物資不足の中、至って粗悪な紙である。
下手に扱うとホロホロと崩れてしまいそうな。
ということで、一応コピーに取って検証することにする。
先ずは字を正確に読みたいのだが、ちょっと読み取りにくい。
でもこれは、わたしには分かりにくいだけであって編集者には読めるのだろう。
だから、ジーっと眺めていればそのうち分かってくるのではなかろうか。
宮崎先生に尋ねれば一発即答なのだろうが。

西宮図書館を蔵書検索してみたら、『富田砕花全詩集』があるので予約しておいた。
そこにこの「珈琲店にて」は入っているかな?
入っているとして、この草稿からはどのように修正されているかな?

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ネズミ

2020-09-11 08:17:44 | 喫茶・輪


今年はネズミ年ということで、正月に木彫りのネズミを戴いた。
S尾さんという器用な人から。
店のカウンターに置いている。

昨日、「輪」のマッチがある筈とバック棚の奥の方を探していたら、ネズミが出てきた。
すっかり忘れていた。
12年前にもS尾さんから戴いていたのだった。
左が今年戴いたもの。右が12年前のもの。


コーヒーフィルタ―の詩は、箸袋で作られた折り紙のネズミのことを書いたもの。『喫茶 輪』(私家版)より。
そのネズミもしばらくはバック棚に置いていたのだがいつしかなくなってしまった。
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