喫茶 輪

コーヒーカップの耳

鐘の音を合図に

2024-05-02 23:39:27 | ドリアン助川さん
「信行寺」での「朗読会」だが、
ドリアンさんと控室で開始時間を待っていた時のこと。
お寺の鐘の音が聞こえてきたのだった。



大きな音ではない。
少し控えめの音。
それがやさしく鳴り響いた。
へえ?こんな時間に鳴るのか?と思っていた。
ドリさんは後で、
「ボクらは誰が鐘をついているのかも知らず、ありがたい響きですね、などと話していましたが、まさか今村さんのお孫さんだったとは。なにもかもが、人の温もりのなかにある朗読会でした。」
とおっしゃった。
司会の久保さんは、
「開演10分前には、ドラの音のように、ご住職が見守る中、今村さんのお孫さんがお寺の鐘を鳴らしてくれました。邪気を払い、出航できました。」と。
わたしもまさか、fumiが鳴らしているとは思いもしなかった。




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ドリアン助川さんのFBより

2024-05-02 13:53:32 | ドリアン助川さん


ドリアン助川さんのフェースブックからコピーさせていただきました。

4月27日(土)西宮の信行寺さんにて、詩人の今村欣史さんと朗読の二人会を行いました。
今村さんが詩集『コーヒーカップの耳』を刊行された際、神田神保町で行う予定だったのですが、
突然のコロナ禍のために中止となってしまった「幻のイベント」でした。
約束から、4年越しの実現です。
信行寺さんのご住職、法顕さんのご厚意により、本堂にて60余名のお客様を迎えて、今村さん、ボクの順で朗読と話をさせていただきました。
司会進行のアナウンサー、久保直子さんの透んだ声が出航の合図となり、
また、今村さんの温かな語りが本堂と同じ大きさにまで広がり、参加者全員が一つの大きな器に乗って、
春本番の光の中を漂い流れていくような朗読の会となりました。
背後では、仏陀も微笑んでいらっしゃいました。
ご参加してくださった皆さん、ありがとうございました。




超お忙しい中、横浜から来てくださったドリアンさんに感謝です。
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