喫茶 輪

コーヒーカップの耳

足立卷一先生の企て

2025-02-22 18:40:09 | 足立巻一先生

昨日、足立卷一先生の色紙の事を書いた。

これは村上翔雲師が、足立先生が催したチャリティー即売会で購入したものだろう、と。

そのことを裏付けるようなパンフレットをわたし所持している。

 

昭和59年に催された「編集工房ノア創立十周年記念 10年の歩み展」。40年ほども昔。

これの「ごあいさつ」を足立先生が書いておられる。

「この催しは私が出しゃばって企てたものです。」と。

そして「著者色紙展示即売」の説明書きにはこんなことが書かれている。

「なお色紙の売り上げは編集工房ノアへカンパいたします。」

足立先生はこんなことをしておられたのだ。本当に情の深い人だった。

これであの村上翔雲師の色紙のいきさつも想像できるというものだ。

わたし、この企画展に行きましたが、その時の恥ずかしいエピソードは書かない。

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足立先生の二冊の本

2025-02-22 09:12:51 | 足立巻一先生
あることを調べるために出してきました。
 
足立巻一先生の『夕暮れに苺を植えて』です。
 
 
わたしが初めて買った足立先生の著書。
 
これを読んだためにわたしの人生の「やちまた」の一つが定まったのでした。
 
人生の岐路の一つというわけです。
 
足立先生の魅力に取りつかれてしまったわけで。
 
写真には二冊写ってますが、このうちの一冊はあることで、足立先生のご長男、明さんから贈られたものです。
 
「父が好きだった本です。すでにお持ちでしょうが」と。
 
足立先生の書斎にあったものということ。
 
何冊か置いておられたのでしょう。そのうちの一冊。
 
 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
 
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