今日の「書斎 輪」のご来訪者は多彩でした。
午前中には名古屋から評伝作家の千和裕之さん。
大阪に取材に来られてお寄りくださったのでした。
昨年刊行された『園井恵子 原爆に散ったタカラジェンヌの夢』(国書刊行会 2800円)が話題になった人です。
園井恵子は、映画「無法松の一生」で有名ですが、これまでその評伝は出ていませんでした。数奇な人生を歩み、原爆で亡くなるのですが、それと合わせてタカラジェンヌになるまでの歩みが凄いのです。そこを書かれているのが、より貴重だとわたしは思います。
宝塚ファン必読の書といえるでしょう。
今後の出版のことなど刺激的なお話をお聞きしました。
午後は、これまた珍しいお客様。
中学二年生二人です。
トライやる・ウィーク中の活動として。
この年寄りの話を目を耀かせて熱心に聞いてくれました。
将来の職業などについて、いいアドバイスが出来ただろうか。
手土産にメモ帳を持ってきてくれました。
二人の人生に幸あれ!
『コーヒーカップの耳』 おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。