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北山冬一郎の小説

2016-05-23 08:38:18 | 北山冬一郎
5年半ほど前に『KOBECCO』に5回にわたって書いた、幻の詩人、北山冬一郎。
未だに拙ブログに問い合わせが次々入る。
北山冬一郎の詩に團伊玖磨が作曲した歌曲が今も歌われていて、その歌手の方や、研究者から。
以前に書いたものより新しい情報もわたしには入っているのだが、それはまだどこにも発表していない。
わたしが若ければ、もう一度ちゃんとした評伝に書けるかもしれないのだが…。ほかのことで忙しいので。

今日は、宮崎翁がおっしゃっていた「カストリ雑誌に書かせました」の言葉を裏付けるような雑誌を入手した話。


『情艶新集』(昭和24年発行)です。
いわゆる戦後のエロ雑誌です。
北山冬一郎の小説を読んでみましたが、それほどエロでもなくグロでもありませんでした。ごく普通の恋愛小説といった感じ。

「もくじ」です。

北山は別格扱いですね。

追記
北山冬一朗については『触媒のうた』(神戸新聞総合出版センター・2017年刊)に詳しく書きました。
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