地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震44「川口町へ06」

2004年11月21日 21時45分03秒 | 新潟県中越地震
河岸段丘を登ると道沿いには倒壊した家屋のがれきの山が2カ所。やはり震度7の揺れは壮絶なもの..?  川口町05で紹介した現場から坂を登り切ると、道路沿いに倒壊した家屋のがれきの山が2カ所で見られた。ニュース等で聞いた話では、町内の木沢地区や田麦山地区などは倒壊家屋の比率はさらに高いようである。川口町に入って感じたが、やはり倒壊や半倒壊の家屋の比率が高いような感じがする。一方、道ばたのゴミステーシ . . . 本文を読む

10.23新潟県中越地震43「川口町へ05」

2004年11月21日 21時24分28秒 | 新潟県中越地震
川口町は信濃川と魚野川の分岐点。その魚野川を渡ると西川口となる。  橋を渡るとすぐ右手の川の土手はテント村。左手は被災者へのサービスセンターとなっている。大勢の人が出入りしている。ボランティアの人たちの数も多いように見える。  施設のはずれの道ばたには自衛隊の給食サービスの車両。カットされた野菜の入った大きな袋なども見受けられる。現場脇を通った時はちょうど昼食後であったのであろう、車両付近にい . . . 本文を読む

10.23新潟県中越地震42「川口町へ04」

2004年11月21日 10時46分01秒 | 新潟県中越地震
国道17号を進んで川口町の中心へ。西川口へ通ずる交差点脇にテント村。冷たい雨は避難生活を続ける人たちにはかなり酷なもの..。  11月20日(土)、国道17号の長い坂道を下り、いよいよ町の中心付近まで来た。西川口へ通ずる交差点で信号待ち。交通量の多い道路沿いの右手にブルーシートで覆われたテント村があった。冷たい雨に濡れている。    この日は断続的に雨が降っている。晩秋の冷たい雨である。ここで避 . . . 本文を読む

10.23新潟県中越地震41「川口町へ03」

2004年11月21日 01時28分39秒 | 新潟県中越地震
国道17号を進み、牛が島を抜けた坂道を下ると、左手の山の斜面崩落による真新しい崖が目に入った。  いよいよ川口町へ入ってきた。緩いカーブのある下り道を進んで川口駅のある町の方へ進んでいくと町背後の山が崩れている。上越線の線路まで達してはいないと思うが、遠巻きには土砂の撤去後の風景なのかどうか..。  川口町は周囲を河岸段丘と丘陵に囲まれた盆地状の中にある。川口駅は段丘崖下の平坦面にあるが、ここ . . . 本文を読む

10.23新潟県中越地震40「川口町へ02」

2004年11月21日 01時08分46秒 | 新潟県中越地震
新潟県中越地震の本当の被害は、中・山間部の地滑りや土砂崩れと、道路の崩壊にあるといえるようだ..。  そもそも今回の震災は信濃川が越後平野から山間部へと流域が移ろうとする位置で発生している。長岡市から小千谷市へ向かう付近から、流域には河岸段丘が見られるようになる。小千谷市に入ると背後にはすぐ丘陵地が迫る。  河岸段丘と背後の丘陵地帯。すべて崖や傾斜地がつきものの地形が支配的なこの地域である。さ . . . 本文を読む

10.23新潟県中越地震39「川口町へ01」

2004年11月21日 00時43分38秒 | 新潟県中越地震
震度7を記録した川口町へ。国道17号を小千谷市から川口町へ向かうとほどなく..。  11月20日(土)の午後、仕事を終えた後すぐに川口町へ向かった。小千谷市木津を抜けるとほどなく自動車のカスタムメイドショップの工場崩壊現場が見えてきた。  国道17号は、小千谷市を抜けるとほどなく河岸段丘の段丘面末端部分をなぞるように通る。また、国道と平行するように上越線の線路も敷設されている。写真のカスタムメ . . . 本文を読む