ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。572
ラヂオと表現した方がよいかも知れない。
先日は皆さんから暖かい思い出などのコメントをいただいた。感謝するばかりであるが、ついつい気をよくして手元にあるもの(コレクションの一部)を撮影してしまった。思えばラジオはずいぶん集まったが、所有するもののたいがいが実動であるのが自慢である。いずれも40年から50年の時を経た音を出してくれるかわいいラジオたちである(笑)。
Photo-01 SONY TR-710
ラジオ工房の資料には1958年発売 12900 とあった。手元に二台あるが、弟分の710Bがないのが残念。先に紹介しているTR-714よりはやや大型。スイッチやボリュームにがりがあるが、接点等の洗浄は比較的やりやすい構造をしている。ロッドアンテナはないが、なんとか動作をしている。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/tr-radio1/sony.html
ラジオ工房/ソニーのトランジスタラジオ1
Photo-02 SONY TFM-4500
こちらは比較的新しい。7800円 1973年発売 とラジオ工房にあった。接触不良が少しあるが、動作はしている。他のものがBC(AM)とSWの2バンドなのに対し、こちらはAMとFMの2バンドである。デザインが良くて手で遊ばせておきたいラジオの一つ。
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/tr-radio2/sony.html
ラジオ工房/ソニーのトランジスタラジオ2
Photo-03 SONY TR-716B
Photo-04 SONY TR-716B 1960
716Bは1960年発売である。価格は不明。手元には二台あるが二台とも実動である。皮のケースはずいぶん傷んでいるが、時代を感じさせる。また、下の729は1962年発売。こちらも価格は不明である。デザイン的にはソニーにしてはやや寂しい感じである。
カワサキAA676のラジオの型番リストのページ
http://www5b.biglobe.ne.jp/~AA676/radio/RADIOLIST.htm
Photo-05 TR-729 1962
さて、各メーカーは、この手の製品を日本で作ることはすでに無くなったと言って良いだろう。それどころか、現状はラジオというものを作ることすら限られたメーカーだけになっている。
以前は各社技術とデザインを激しく競い、新製品を次々出し続けた時があった。ラジオが花形商品の一つだった時代があったのだ。それらにはMade in Japan と刻印され、高品質の代名詞ととして世界へと行き渡った。輝かしい歴史を持っているラジオ。スイッチを入れるとともに発せられる音には、遠い良き時代の物作りの誇りと思い出が混じっている気がする。
---------------------------------------
写真撮影:2008.12.02
---------------------------------------
2008年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_572
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------
たくさん集まりました。
今はその置き場所に困っ
ています(笑)。
素敵なコレクションですね。
現役で聞こえるのですか、・・・・・・。
驚きました。
大切にされているのですね。
自分も、ラジオを見直さなくては、・・・・・・。
ありがとうございました。
共通するものを感じます。
やはり人の手が入った本物
の工業製品と感じるからで
しょうかね。
今一度そんな時が来るもの
でしょうか?期待をしたい
ところもあるのですが.。
M社も作っていましたよね。
その昔は本当に今のPCや
デジタルカメラや液晶テレビなどを
見ているような感じだったと
思います。当方とて、オーディ
オ機器的な意味合いでも、ラ
ジオやラジカセを見ていまし
たよ..。もうずいぶん昔に感
じます。
確かにこれらのTRラジオが店頭に並んでいた頃、
今のデジカメやパソコンを覗いているような羨望
の感じでした。
そう思うと日本の電化製品の進歩を激しさを感じ
ざるをえません。
その一端を現役で担いだことに今になって苦しさ
を越えて嬉しく思います。
SONYのデザインが好きです。
また、松下もなかなかのものを
出しています。オークションで
も良いものを安価に手に入れる
のが難しくなってきていまして
困っています。
ナイター中継や深夜放送。
いつもラジオが近くにあっ
たものです。
一時期離れましたが、結局
またラジオ。作業のじゃま
にならないのがまた良いと
ころです。
いざという時役立ちますよね。
地震発生時には大いに役立ち
ました。
中越地震
能登沖
中越沖
いずれの時も最初からラジオが
活躍。能登沖の際は紹介している
TR-716Bが活躍しました。
愛着というのは年齢に関係がなく続くもののようです。SONYにこだわりでしょうか・・・(笑い)。
最近、広瀬正さんという作家さんの小説に凝っているのですが、古いカメラだとか自動車だとか、そういうのが大好きな方で、データが詳しくて、語り口に愛情が籠もっているので、よくわからないままに引き込まれます。似たような感じを受けています。
ラジオを愛用されていらっしゃるのは存じておりましたが、
トランジスタラジオのコレクション素晴らしいです。
それもも皆、現役とは・・・。
モノに対してのこだわりが感じられます。素敵ですね。
この頃は、ラジオと無関係な生活になっておりましたが^^。
非常用道具に一つ入れてあるのですが、撮り出してイザというとき、
使用に耐えるか、試してみました。大丈夫でした。
昔は聞いておりました・・・ちょっと、思いだしています。
裏の蓋を開けてみますと、
当時の工場で作っていた人たちの
事を忍べます。もちろんハンダ付
けなどは手作業でしょう。
今や工場は派遣労働者で占められ、
かつての姿はもう無いものと思い
ます。悲しい話題が最近多いです
ね。
当方テレビは夕ご飯と朝の一時だけですね。
一応テレビも見ていますが、時間を計算す
れば間違いなくラジオでしょう。
mitirinさんも生活にラジオが..。
嬉しいコメントです。みんなで楽し
みましょう。まぁ、コレクションは
別としましてね。
やはり古いトランジスタラジオと言いますと
まずはSONYと思います。ただ、松下を
はじめとする他のメーカーにも良いものがあ
りますので、次はそちらになるかも知れませ
ん(笑)。
こんなものを集めて喜んでいる
オヤジです。ですが、集まると
嬉しいものです(笑)。
年代物のラジオで時間を楽しむなんて素敵ですねぇ~。
私もラジオが欠かせません!。
朝はFMラジオ(J-WAVE)で目を覚まし、夜も寝るまでラジオと共に...。
TVも一応持ってますが2.5型のポケットテレビだけで
週末のサッカー関連番組しか見ませんので
TVは月に3~4時間しか電源を入れません。
(ちなみにビデオとDVDは持ってません)
...やっぱラジオでしょ!。
楽しいですね、ラジオ好きで、夕方
キッチンでは毎日ラジオを聞きながら、
夕食の支度をしています、
4,5見覚えが有ります、古い物なのに、
地理さん大事に扱ってるのが、解ります、
音を聞いて見たいですね
爺の四国巡礼・禅師峰寺に御付合い頂、有難う御座います。
沢山のラジオをコレクションされていますね~!
みんな現役で聞こえるのには驚きで~す。
SONY製品が多かったのは、SONYがトランジスターを開発(?)し、小型化に成功したからですかね。?
どのラジオも愛着があり手放せない品々でしょうネ。
素晴らしいコレクションです。