地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

GWの佐渡を楽しむ 五重塔のある妙宣寺

2017年04月05日 19時06分08秒 | 趣味と管理人から

ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。1039

 

 2009年7月3日撮影である。撮影は梅雨時であるが、GW中に訪ねても良い。佐渡という小さな島にも古い歴史があるものと、この地を訪ねると感じられる。鎌倉時代。佐渡に鎌倉政権が派遣した者達が入り、また流刑の地として政治犯などが流された。

 

 

 

 

Photo-01

 

 

 

 

 

 妙宣寺は日野資朝ゆかりの寺。ウィキペディアにはこんな記述。「後醍醐天皇とともに宋学(朱子学)を学び、討幕計画では中枢に参画した。正中元年(1324年)、鎌倉幕府の朝廷監視機関である六波羅探題に倒幕計画が察知され、同族の日野俊基らとともに捕縛されて鎌倉へ送られ、佐渡島へ流罪となる(正中の変)。」

 元弘の乱が起こると佐渡で処刑されている。後に出てくる寺の催事の暦には日野黄門忌-7月3日とある。撮影した日である。本堂では能が催されていた。佐渡では鎌倉時代末期の人を偲んでこうした催事があるのだ。なお、徒然草では資朝公の人となりを偲べる記述があるようだ(152~154段)。

 

 

 

 

Photo-02 日中とは言え、堂内は暗い。撮影は自ずと苦しくなります。

 

 

 

 

Photo-03 妙宣寺境内は元々は雑田(さわた)城のあと。

 

 

 

 

Photo-04

 

 

 

 

Photo-05 佐渡は薪能だけじゃ無い。

 

 

 

 

Photo-06 7月3日の風景を撮影しているのです。

ちなみに、先の中納言のことを中国では黄門と言いました。

 

 

 

 

Photo-07 五重塔です。

 

 

 

 


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写真撮影:2009.07.03
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2017年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_1039
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
妙宣寺 (mcnj)
2017-04-05 19:40:10
こんばんは。

佐渡の歴史、また、勉強になりました。

五重塔が、素晴らしいですね。

一度、見てみたいところです。
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おはよう御座います (安人(あんじん)です)
2017-04-06 05:23:07
こんな舞いは見た事が無いです

田舎の備中神楽位です(笑)

素敵ですネ 色々な行事が行われて。。

昨日 真正面の海上自衛隊田戸分庁舎の

桜見に行きましたがダメでした

一昨日から一般開放されたんですよ

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Unknown (つちや)
2017-04-06 05:36:29
お早うございます
素晴らしい五重塔の画像ですね。
何回も訪ねて居ますが上手く撮れて居ません。

本堂内での能ですか。 はじめて知りました。
本物の薪能に出合いたいものです。
それにはタイミングのよい帰省ですね ・・・・。
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Unknown (山小屋)
2017-04-06 07:22:24
妙宣寺の五重塔・・・
私もここを何度か訪ねています。
でも7月3日に訪ねたことはありません。
佐渡にはたくさんの歴史が残っています。
調べて歩くのも楽しそうです。

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こんにちは (karin)
2017-04-06 16:58:09
地理佐渡..さん こんにちは

佐渡には歴史があり奥深いものを感じます。
順徳天皇、日蓮上人、能楽の世阿弥なども
暮らしたところですものね。

亡夫が佐渡のお寺巡りをしたいと言っていた
のですが、果たせないままになってしまいました。
そんなことを思い出しながら拝見しております。
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お越しの皆様へ。 (かんりにん..)
2017-04-06 18:57:15
こんばんは。夕方から雨になりました。
予報通りです。日中は穏やかな天気。
朝は晴れていたのにです。週末は優れ
ない天気とのこと。ちとつらいです。
さて、三日から新天地に身を置いてい
る人たちにはやっと週末です。

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■mcnjさんへ。
嬉しいですねぇ。佐渡にも佐渡なり
の歴史があります。縄文遺跡もある
島ですから、結構古い時代から人が
いた訳です。
そして、何により流刑の島であった
こと。菌の採れる島だったこと。北
前船の航路の途中にあることなどが
文化的に豊かな島にしてくれました。

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■安人さんへ。
紹介の写真は能です。薪能では無く、
日中。しかもお堂の中でして舞台で
は無い状態で行われています。
珍しいタイプの能です。

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■つちやさんへ。
はい。妙宣寺は五重塔がアクセント
になりますね。紅葉の時期やうっす
ら雪化粧というような時が最高です
かねぇ。

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■山小屋さんへ。
はい。佐渡には歴史がありますね。
鎌倉期には地頭とその配下のもの
が相模国などから入っていますの
で、島外由来の苗字も多々ありま
す。また、北前船で往来した人た
ちがそのまま定住というケースも。
調べると面白いところです。

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■karinさんへ。
>亡夫が佐渡のお寺巡りをしたい..
残念です。順徳さん、世阿弥さん、
日蓮さん他にも数々の政治犯とさ
れた貴族が流刑されています。
また、江戸時代には佐渡奉行が能
を持ってきていますし。
寺や神社の数は驚くほど多いです。
それらに中央の歴史が重なるよう
な所は一際風情がありますよ。

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Unknown (ディック)
2017-04-06 22:02:58
写真を拝見すると、妙宣寺の佇まいはまるで京都のお寺のようです。
流刑地とされたおかげで、都の文化が伝えられたのでしょうが、いまもその文化を守り継承しているところが立派です。
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■ディックさんへ。 (かんりにん..)
2017-04-07 05:46:54
おはようございます。

ありがとうございます。
名のある京都の寺のようには
まいりませんが、やはり文化
的には京都・大阪を中心とする
関西の文化は入っていると思
います。新潟県内に有りながら、
イントネーションは関西系に近
いです。

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