ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。502
紹介の写真は昨年末の佐渡帰省時の里山歩きからである。雪の積もった白い山道の中にあってはひときわ目立っていた。今回の題とは無縁の写真であるが、以降の内容が少し面倒な話なので、ほっと息を抜いてからご覧いただくためである。
Photo-01
Photo-02
【地理佐渡のハードディスク交換】
昨晩は仕事帰りに電気屋に寄ってデスクトップPCのハードディスクを購入。目的は容量が小さくて困っていたペンティアムⅢマシンの、ハードディスク容量を増強するためである。
システムの入っているハードディスクは極力空き容量を確保しておきたいと思っている。今まで使っていたものは8GBである。昔はこれでも十分だったが、システムに加え色々なソフトが入っているので、もう全体の半分超を使っていた。これではPCの能力が十分に発揮されないというものだ。だからといってばかでかい容量は必要としないので、ほどほどでよい。80GB(ATA)を買った。
HITACHI製・5000円くらいだったか。作業がうまくいった後はシステムの入ったハードディスクには70GBを超す空き容量ができるので期待が大きい。
さて、今回行った一連の作業手順である。
①PC本体からすべてのケーブル類をはずして開腹(つまり側面の蓋を両サイドともはずす)。
②本体には2台のハードディスクを積んでいるので、こっちかなと思う方をまず取り外す。
③取り外したハードディスクを特殊な器具(後述)を使ってもう一台のPCとUSB接続できるようにする。つまり、外付けのハードディスク化する。
④外部機器として認識された後は、マイコンピュータで選択して保管されているデータを確認する。ウインドウス関係のフォルダが確認できれば、それがシステムの入った方となる。今回は最初の見込みどおりの方であった。
⑤次はハードディスクの丸ごとコピーである。これには職場から借りてきたそれ専用の特殊な機器(後述)がある。コピー元とコピーされる側をしっかりと確認しつつ、二台のハードディスクを器具に接続する。
⑥たいした説明はいらぬのだが、しっかりとマニュアルを読んで作業したい。些細なミスが命取りになる。しょっちゅうやる作業ではないので細かいところは忘れるからである。
⑦複製ができたら、前のものを新品のハードディスクのケースにしまっておこう。簡単なメモを箱にしておくと後々良い。
⑧新しい方のハードディスクをPCに組み込む。今回作業のPCはタワー型のPCなので手が入りやすく作業は至って楽ちんである。
⑨ハードディスクの組み込み作業が済んだら、はずしていたケーブル類をすべてPCに接続して電源を入れてみる。
⑩ちゃんと今までどおりの雰囲気で起動する。まずは一安心。
⑪今までのハードディスクはたった8GBしかなかったので、マイコンピュータで確認すると、現在確保されている容量は今までどおりの8GBのままである。コピー元の容積がそのままコピーされたに過ぎないのだ。
もちろんこれでは何ら変わりがないわけであるから、マイコンピュータで見えていない部分(容量)も取り込んで拡大してあげねばならない。
⑫これにはハードディスクのパーティーションを操作できるソフト(後述)があるから便利である。そのソフトをインストールして早速起動。
⑬ちゃんとどれだけの容量があるハードディスクで、今はどれだけ使っているか、またあとどれくらいの余り容量(つまり使っていない容量)があるのかが出てくる。
⑭今回は特にシステムの領域拡大をすればよいだけであるから、最大領域に拡大するよう設定。つまり、余り容量(領域)すべてをCドライブとするのである。
⑮作業はものすごいスピードですんだ。あっけないくらいである。下の図はマイコンピュータで、作業後にCドライブのプロパティーを見た画面である。
【今回の作業で使用した機器】
③の作業(ハードディスクをUSB接続で外付けのものにする器具)
GROOVY UD-500SA
http://www.timely.ne.jp/item/page/UD-500SA.html
⑤の作業(ハードディスクのコピーを機械上でする器具)
CENTURY これDOだい KD25/35FUL
http://www.century.co.jp/products/suto/kd2535ful.html
⑫の作業(ハードディスクの空き容量を確認し、領域の拡大をするソフト)
㈱ライフボート LBパーティションコマンダー10
http://www.lifeboat.jp/products/pc10/pc10.html
【自分の機械の状態を確認しよう】
まずはご自分のPCのCドライブをマイコンピュータから入って。どのような状態か見てみるとよい。当方は基本的にはハードディスク容量の6割くらいを空き容量として確保しておきたいと思っている。
空き容量が全体の半分以下であったなら、システムの入ったハードディスク内に溜めているデータは外付けの機器や何かに移動し、本体にあるデータを消去してみよう。そして、忘れずにハードディスクのチェックディスクをし、そのあとデフラグ(最適化)もしておきたい。
これでPCの処理速度が劇的に変化するというわけではないが、とりあえず何の準備もなくできることをやっておこうというのであれば、まずはこれらの作業をしてみればよいであろう。動作の安定感にはつながるのでおすすめしたい。
一方、先に紹介した方法は、あれこれ機器やソフトが必要でハードディスクの取り外しも伴うので、機械類が苦手な方にはすすめられないことを最後に付け加えておく。
【よけいなお世話】
ご覧になられた方々には、もっと良い方法あるよとか、十分な環境を維持しているよと思う方もおられるであろう。言われなくとも自分でできるという方ももちろん。
なので、全くいらぬおせっかい的内容であった。ただ、ふ~ん。そうなのかぁ..。と思っていただける方がいて、参考になったとしたら幸いである。時折でしかしないが、地理佐渡はPCに関する内容も過去してきている。快適なPCライフを送るためにも、時折はこうして技術的情報も交わしたいものと思っている。
追記:職場で何台もの同じ機種のPCを使っている場合には、この手法は実に効率的でよい。ちょっとした手違いでシステムの環境を壊したとか、物理的故障が生じた時への備えなどのために一つ複製したハードディスクを作っておくのである。以前、職場でこの備えをしておいたことが功を奏した出来事があった。
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写真撮影:2007.12.31
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2008年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_502
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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ご自分で直せるとは・・・凄いですね。
拝見しましたがPCオンチなので
解った様な全然解らないような・・です。(笑)
ご苦労様でした。
ミヤマシキミ?ツルシキミ?の赤い実が
雪に半分隠れて雪見の実ですね。
趣がありました。
今しがたそちらに伺っていたとこ
ろです。
>ミヤマシキミ?ツルシキミ?
当方では名前がわかりませんでし
たので、大助かりです。
また教えてください。
PCなしで、HDD間を移動できるなど、その他、何でも出来てしまいそうですね。
コンピュータの研究者の人たちは、日夜あらゆる方法を考案されているのでしょうね。勿論時代の流れに着いていけませんが。
最近手に入れたもので、なんと今でもワープロを使っていますが、3.5インチのフロッピーを、PCのワードに読み込みができる様になりました。
ワープロは5代目のものとして12年前に購入したものです。延々と今も使っています。満タンのFDが20枚以上はあると思っています。
管理人さんもHDD交換でしたか。偶然です!。
私も昨夜にHDDを交換してました。
2006年秋に交換したHDDがたった一年少々でクラッシュ!!。
私も今回はHITACHIの80Gbyteを買いましたよ。
先ほどシステムの復元が終わりました。
ちなみに私はこのツールを使ってます。
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/kaisetsu/015norton_ghost/norton_ghost01.html
今のところコチラは良い天気です。
でも今夜は雪が降るとの予報が出てます。
昨日、撮ってきた鎌倉より。
http://homepage1.nifty.com/sone-world/pic/20080119.JPG
まだまだ根強いワープロファンが
いるようです。そのことを以前
ラジオで聞いたことがあります。
目的がはっきりとしたかたがたには
動作も安定しているワープロが一番
なのかもしれませんね。
でも、末期のワープロはもう
コンピューターでしたねぇ。
これはまた偶然の一致。
しかも更新したサイズと
メーカーまで....
して複製を作るにあたっては
ノートンゴーストですね。
これもまた良いソフトです。
以前職場でも使っていました。
いまは紹介の方法で、予備を
作っておく的な方法で..。
ただ、この場合は取り外しが
伴いますからね、PCの種類に
よって使い分けねばならない
ですね。
爺の山口ドライヴの閲覧に感謝致します。
パソコンオンチの小生には、良く理解できませんが難しい作業を自分で良くこなされますね~!
小生は、調子が悪くなったら「家電屋」さんに、駆け込みで~す。!
理屈は判らず丸覚えでやってます。
※今日も小生に頂いたコメントのURLから入れませんでした。小生のPCもおかしいのでしょうか?(-_-;)
バックが暗く落ちているので、より存在感が
増していますね
パソコンの解剖実習報告書を、読ませていただきましたが、私には難解な内容でした
お疲れ様でした
今日はこたつでまるくなる。をしていました。
困ったら「電器屋」は間違いのない選択です。
そうそう安くはない品物ですから..。
PCは珍しく修理の利く電化製品ですが、
修理費や改造費は高くつきます。HDDにつ
いては、店頭で載せ替えを依頼すると5000円
とあったと思います。おいおい、これだったら
良いバイトできるじゃんなんて思いました。
さて、当方のリンクへたどれないとのこと。
当方もそちらから飛ぶかどうか試してみます。
図解入りで説明すれば良かったですね。
今度何か作業するときは写真を撮影し
ながらやりましょう。
ある程度のことを自分でできるように
なりますと、維持管理に随分よけいな
心配が無くなります。