ドック入り ＴＲＩＯ Ｒ－１０００

　今日(2005.7.18)、荷造りをすませてＲ－１０００をサービスに発送した。

　そもそも、このＲ－１０００はオークションで入手した後、Ｒ－６００(TRIO)ならびにＲＦ－２２００（松下）と比較しながら受信をしてきた。だが、残念ながら（経年劣化もあるせいか）受信性能がいまいちであった。我慢すればそれはそれで良いのだが、やはり本来の性能を見てみたい。

　結局ＫＥＮＷＯＯＤのサポートに問い合わせのメールをしたら嬉しい返事。とりあえず送ってみたらということであった。

▼下記はその返信内容の一部である。

　ご使用の機種の場合、補修用部品在庫が無く入手できない部品も多くあります。どうしても部品を交換しなくては治らなく、その部品が入手出来ない場合は、誠に残念ながら修理をお断りする場合も御座いますが、拝見させて頂くことは請け賜わっておりますので、是非一度拝見させて頂きたいと存じます。

　オーバーホールにつきましては、機器が年数経過している場合、修理完了後も、どのような不具合が発生するかわかりませんので通常の修理の範疇で作業を実施させて頂く事になります。現状の不具合に対しての修繕、各部の調整などの作業です。予防保全的な要素はございませんので（予期せぬ不具合も発生する為予め部品交換をしておくという事も実施出来ないのが現状です）

　修理料金に関しましては故障箇所、交換部品によって前後しますので具体的な料金のご案内は拝見させて頂かない限りはっきりした事は申し上げられませんが、目安として１～３万円前後かかることも御座います。（当社工料表に基づく。内容により加算する場合もございます）

　お近くの無線機販売店様にご依頼頂く方法または、宅配便をご利用頂いて直接ケンウッド通信機サービスセンターにご郵送頂く方法でも結構です。ご面倒をお掛けしますが、よろしくお願い申し上げます。

　　　弊社　通信機サービスセンター　拠点一覧　参考ＵＲＬ
　　　http://www.kenwood-service.com/support/tsusin.html

　　　弊社　㈱ケンウッド・サービス　横浜サービスセンター　参考ＵＲＬ
　　　http://www.kenwood-service.com/support/guidance/21kanachu.htm
　　　〒226-0006　神奈川県横浜市緑区白山 1-16-2　TEL:045-939-6241
　　　【受付】　月曜日～金曜日、午前10時より午後6時まで
　　　（土曜、日曜、祝祭日、弊社休日を除く）



　サポートセンターはなかなか丁寧な対応で好感がもてる。返信は翌日来たのだがその対応の早さも．．。
　１～3万という見込まれる出費は心配だが、車で言えば車検と思えばよい。最後はどうなるのかわからないが、本来の性能を体験したい思いで一杯だ。点検・修理にどの程度の時間を要するかは不明だが、楽しみに待ちたい。



　Ｒ－１０００がテーブルから出ていった。ぽっかりと空いたスペースにオンキョ－製の真空管ラジオを置いた。OS-270である。マジックアイの怪しい光も健在。久しぶりに真空管の音を楽しみながらＲ－１０００の帰宅を待ちたい。



写真上がＲ－１０００。下がＲ－６００である。Ｒ－１０００上にはＲＤ－９８３０（松下）が少し写っている。その右側にはＴＦＭ－２０００Ｆものぞいている。