やさしい雪の長谷寺。
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雪をかぶった石の道。重ねた歴史を伝える高野槇。一輪の椿が寂しい。登ってきた階段もあとわずか。静かな冬。寺の風景はなんとも言えず良い。。下記は、長谷寺に関する寺の説明書きから。
【長谷寺の歴史】
当山派今から一二〇〇年前の大同二年に弘法大師の創肇なり。と「古伝縁起」に記されております。
本尊十一面観音立像三躯は、大師の御作と伝えられ、明治三十九年四月国宝に指定されました。また、本尊は古来から秘仏のまま常に御厨子の中におさめられ、三十三年毎に一回の御開扉法会を慣例として行ってきました。
当山の寺号は、一説によれば、承久年間(1220年)順徳上皇御還幸の際、地形が大和の長谷に似ているところから「里を長谷と称し、三綱を豊山、寺号を自性院長谷寺と称せり。」と佐渡誌に見えております。
大悲殿(観音堂)は、正長年間に第八世智円和上が再建し、現在の建物は、元禄四年(1691年、約三百年前)に改修されたものです。
天正十七年(1589年)上杉謙信の嗣子景勝が佐渡国攻略の際、家老直江山城守兼続は当寺の最高に尽くし、文禄四年当国支配役鳥羽備前守に令を下し寺領を兵火の災難から保護するためにつとめられました。
永享年間(1431年)佐渡に配流させられた観世元清は、その「道の記」に「山路を下れば長谷と申して観音の霊地にわたらせ給い、故郷にも聞こえし名仏なれば懇に礼拝し」と記しております。 長谷寺
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長谷寺は良い。思わず良いと..。
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写真撮影:2006:12.29 佐渡市長谷
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2007年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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去年の大雪とは大きな違いですね。
優しい陽射しに春を感じました。
あります
さっと雪をかぶった寺の
静けさと寒さが写真から
見えます。
歴史は確かにあるようです。
ただ、奈良の長谷寺とどの
程度関係があるのかは..?
たぶん、全国に長谷寺という
寺は幾つかあるものと思うの
ですが..。
ですが、それはそれとしても
なかなか風情のある良い寺で
すよ。ここわ。
そちらの極彩色の花々とは
打って違って、わび・さび
に近い世界。
対照的で良いですねぇ..。
雪が降りますと、本当に色
合いがモノトーンに近くな
るのです。風景がです。
その中に、椿のような真っ
赤な花が一つ咲いていたり
なんかします。
寂しいようですが、良いん
です。長谷寺の冬はそんな
感じで..。
寺の風情を楽しんでいます。
その際寺と言うより、その
空間の雰囲気を特に気にし
ます。
建物も、それを取り巻く木々も、
そして、天候なんかも..。
そう言う意味では、里山なんか
に入ったときにも通ずる感覚な
んです。ただ、こちらには歴史
がプンプンしていますけどね。
もう、雪解けですか??と、いいたくなりますね。
もう少し積もって欲しいものです。
ほんとうに..。
雪解けなんてもんじゃぁ。
ですが、助かっているこ
とは事実です。
ただ、それが後になって..。
自然の営みは平年並がたぶん
いちばんよいのだと思うので
すが..。
両方の写真から色々なことがイメージとして沸きます。
4月には水芭蕉も咲くのですか?
静かに咲くのでしょうね~。
このような世界が本当のわび、さびの世界ですね♪
5が高野槇の木です。
手前に椿があります。
さて、4月の水芭蕉。
私は花の時期にゆっくりと
歩いてみたことがないので、
チャンスがありましたら
また訪れてみます。
わび・さび..。
雪がもう少しありますと、
もっとその雰囲気がでたか
も知れませんね。暖冬で残
念です。