すっかり様変わりしている。以前は取り巻く木々に神社の姿はほとんど見える事はなかった。今は共に生きてきた杉や欅の老木たちを失い、生き残ったものの寂しさをにじみ出す光景。
何とも言えぬ思いを感じるのはなぜか。この様な山間部で、特別な開発が始まろうとしているわけではない。この様にしてしまったのは、ただあの忌まわしい出来事による。
下の写真①~④は、半蔵金中心部に至るまでの間の風景である。併せてご覧いただきたい。
写真①
写真②
写真③
写真④
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写真撮影:2006.5.13
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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途中の風景、地形を見ていると滑りやすそうですね・・・。円弧滑りなどという言葉を思い出します。
専門的な言葉が出ました。
「円弧滑り」
中越地方の山間部一帯は第一級の地滑り
地帯ですので、揺れによってたくさん発
生したようです。
円弧滑りは、堤防等重量物に起因する場
合のものと言って良いのでしょうか?
当方、この手の知識は..?
むしろ、nakamuraさんの専門分野のよう
な..(笑)。
新潟県は地滑りの本場です。ほとんどが地滑りによる崩壊ですが、普通の土砂で発生する崩壊の形で、円弧のような崩壊面を起こすのが円弧滑りです。
最近は、デスクワークで分かっている技術者が多い時代で、実際に崩壊の現場に立ち会い、からだで理解することが少なくなっています。官庁も、民間も、若い技術者のレベルが落ちているのでは・・・という議論があります。頭はいいし、学歴も良い、しかし、からだで分かる土木屋が少なくなっています。学生一般に関しても、同じようなことが言えないかと、危惧している今日、この頃です(笑い)。
>円弧のような崩壊面を起こすのが円弧滑りです。
このタイプは多いと思います。
傾斜地において、半円形に近い斜面の崩落。
そして、崩れ落ちた土砂の末端が、舌状になって
盛り上がる。
よく見ます。というより、そうやってできた階状
の土地に田畑が築かれています。
住居はそのようなところを避けて立地。
経験からなのでしょうが、よく見抜いています。
体でわかる土木屋。
良いですねぇ~。
当方も体でわかる..、と言えるよう..ですね。
分野は違えど..(笑)。
教えていただきたいのですが・・・
管理人さんが半蔵金に行かれたのは、長岡市内から
栖吉~真木~半蔵金で行くのですか?
その道を通りたいのですが、だいぶ前に栖吉の集落
から先は通行止めと聞いておりましたが、是非、
お教えいただきたいのです。
地震以前は、その道を何回か通ったのですが、
現在は、地震以前どおりに、3ナンバーセダンでも
安全に行けそうですか?
よろしくお願いいたします。
>栖吉~真木~半蔵金で行くのですか?
このルートはまだダメなのではないでしょうか?
当方は国道351号線を使い(長岡商業高校前を
通過する国道です)、新榎トンネル→栃尾市街へ
入る手前・GSが左手に見える三叉路で右折。
北荷頃へ下りて県道9号を山古志へと向かいます。
真木林道ルートは試していないので、どこまで行
けるか、逆に今度確認してみたいものです。
なお、当方の通っているルートは、3ナンバー車
でも十分でありますが、復旧工事が本格化します
ので、通行には時間制限が入るかも知れません。
そのてんを確認された上で行かれると良いと思い
ます。山古志との境界の田代地区まで行けます。
そうですか・・・
やはり駄目そうですか。。。
実は、真木から登ると、その先で半蔵金と
八方台に別れる場所があって、その辺りに
山に行きたかったんです。。。
父にとって懐かしい場所なので、連れて
行ってあげたかったのです。(^^;
昨日(27日)。
仕事帰りに栖吉の真木林道入口
まで行ってみましたが、まだ通
行止めでした。
入口からではわかりませんが、
山も道路もきっと、ぼろぼろ、
ずたずたであると思われます。
確認してみたいのですが、さす
がにゲートを勝手に開けてと言
うわけには行きませぬので.。
わざわざ見てきていただきまして、
ありがとうございました。
行政も莫大なお金があちこちでかかって
真木への道なんかは後回しですよね。。。
いずれ、徒歩で何処まで行けるか自分だけ
歩いてみようかと思います。
ありがとうございました。
>いずれ、徒歩で何処まで行けるか自分だけ
歩いてみようかと思います。
カメラ片手にゆっくりとですね。
自然豊かで良い道です。
ただ、崩れ落ちた斜面や道も待っているかも
知れません。昔の風景を知っているのであれ
ば、落胆も感じるかもです..。
そんな思い、幾度となくしています。
ですが、まずは現状を知ることが..。
また、お越し下さい。
継続的に半蔵金地区を中心に周辺の現在を
お届けしようと思っています。