台風4号通過と伝えられていた7月15日夕方の蒲原(越後)平野である。
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長岡市郊外の東山丘陵から見ている。緑に包まれた平野、その向こうの西山丘陵、さらに奧には遠く佐渡の山並みも見える。なんとも良い風景だ。
丘陵奧、佐渡との間の海域が今回の中越沖地震の震源地付近。なんとも皮肉である。前日にこの風景を撮影していたとは。
Photo-02
Photo-03(青みを帯びた山並みが佐渡)
Photo-04(わきたつ雲も美しい)
Photo-05
Photo-06(左弥彦山・右角田山)
さて、震災が発生した16日はこの後どうなることかと気が重かったが、一日経ってずいぶん今後の見通しをたてることができた。三年前の震災から見ると、ライフラインが当初から生きていたこと。有感の余震数が激減したこと。などなど以前とほぼ変わらぬ生活が可能となったからである。
大きな被害の出た柏崎市を中心とする地域には心苦しいものがあるが、まずは地理佐渡としては通常業務のできる環境が整った。この幸運には大いに感謝である。
感謝といえば、全国の皆さんからの励ましである。とにかくお礼を申し上げたい。さらに、現在被災地には全国から支援の手がさしのべられている。「としあきの農業日記」のとしさんからトラックバックをいただいたのだが、そこには物品の支援は個人レベルの場合、慎重にお考えいただきたいと言うことが書かれている。下世話な物言いであるが、こういう時は管理がしやすく、一番自由度が高いのが義援金。現地の職員やボランティアさんは物品の仕分けに謀殺されるという。昨日の現地からの声でも同様のことを言っていた。当方も大したことができないので、些少ながら過去その様にしてきたし、これからもそうするつもりである。
最後に、感謝の気持ちを添えて、地理佐渡が本日よりほぼ通常管理に戻ることをお知らせしたい。地理佐渡をご覧いただいているみなさん、ありがとうございました。
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資料作成:**********
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写真撮影:2007.07.15
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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胸が痛みます。
地理佐渡さんは通常の生活が送れるご様子、
安心いたしました、
>一番自由度が高いのが・・・・
毎回言われてることですね
ボランティアの方や職員の方のご苦労が目に浮かびます。
先日は、佐渡管理さの記事にコメントしている時に地震、驚きました。
しかい、通常の生活パターンに戻られた由とのこと、
とりあえず安心しました。
一方、まだ避難所での生活を強いられている方もまだ多いとの事。
救援物資も多すぎて受付中止を検討されているとの事、現地の混乱に胸が痛みます。
何時もひろし爺のブログにお越し頂き有難う御座います。
通常の生活に、帰えられたとの事、おめでとう御座います。
また、被害者の方々の事を思うと、報道を見るたびに心が痛みます。
撮影の場所から越後平野の向こうに、佐渡島が見えるのですネ。
案外近そうなのには驚いています。!
佐渡が島の方は、今回の地震はどんなのでしょう。?
できているようで
何よりですね
秋が来る前に冬に備えた
対策が急務です
地質から来る揺れの特徴。
そして家の構造。
今回の被害の深刻さはそ
こからのものではと言う
見解。今晩のクローズ
アップ現代で解説してい
ました。
さて、当方は幸い。
今後自分が被災しない
とはいえませんが、
今は隣町の復興を願う
ばかりです。
経験が生きていると思います。
支援に対する交通整理をして
います。
災害大国日本。このような経
験は必ずまたどこかで必要と
なりましょう。
三年前は神戸からの支援にそ
のことを感じました。
佐渡は実家の兄に聞いている限り
被害は無い、または軽微と思います。
ただ、心配はこれからの観光客の
いりです。風評が客足を止めます。
三年前は最悪だったようです。
まずは季節の良いうちに生活を
取り戻さねばなりませんね。
被災したみなさんの生活は仕事
ともかかわりますから、本当の
生活再建には時間が必要になり
ますね。ぜひ、温かく見守って
ください。
>本日よりほぼ通常管理に戻ることを....
●早くある程度回復されよかったです。
偶然としても前日に震源地の遠望を撮影していた
とは奇遇です。
映像情報の件は、携帯のワンセグTVは電話通信に
関係ないので、見られるのではないかと推察します
が如何でしょうか。
手回し発電付きの電灯付きラジオがあり、携帯への
充電部品も付いているので、いざと言う場合に電話
は駄目でもワンセグTVに役立つのではと思ってい
ますが。どんなものでしょうか。
一息つかれて、何よりです。
越後の美しい平野も、また落ち着いてくるよう祈るだけです。
ワンセグ付き携帯は確かにいいですねぇ。
手回し充電器も大助りです。
とにかく大きな災害が発生したら何がど
のように起こり、どのような被害が生じ、
どこに助けを求めればよいのかなどを知
らねばなりません。
テレビは特に被害状況を知るにうってつ
けなのです。我が家は当方も妻も車にカー
ナビのテレビがあります。
ただ、なかなかガソリンやバッテリーの
事もあり、使いづらいでした。
被災地のほとんどで電気が通っ
たようです。これで随分気が楽
になりますね。三年前もそうで
した。とにかくライフラインが
全て揃うまで数日を要しました。
夜を灯りの下ですごせる。もの
すごく気楽になったことを思い
出します。