ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。580
骨を粉にし、身を砕く。
Photo-01
一本の倒木に苔が生えている。やや日当たりの良いところだ。土に帰るべく生涯を閉じた一本の木。その最期を見届ける役目を苔が担う。
「粉骨砕身」の意味は力の限りを尽くすことという。
森の木々の最後は苔からさらに小さな菌類などに委ねられるが、吸い取った命の炎が燃えるような美しい光を放っている。飛躍が過ぎるが、そこに倒れた木とそこから糧を得ようとする苔に、他意のない力の限りの営みを思いたくなるのだ。自然とはそういうもの。静かな移ろいの中に自ずと現れるありようかもしれない。
Photo-02
Photo-03
春の芽吹き。
生命あふれる所には必ず生涯を閉じたものの存在がある。あふれる生命は力強く美しいものだが、それは生と死の輪廻の中にあり。それを学ぶフィールドは身近なところにある。芽吹きの季節を前に、ふと感じたことを..。
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写真撮影:2009.03.08
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2009年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_580
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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倒れた苔蒸した、木の上に、シッカリ小さな木が
育ってたの、自然界って!素晴らしいと見入って
仕舞いました、
苔の花、春ですね青い苔に
小さな花火の様な花、春の芽吹きですね
苔の種類もたくさんあるようです。
倒木には苔だけでなく木の種が飛んできて生える場合があります。
栄養分が豊かなんでしょうね。
細かく砕かれると虫達の棲家にもなります
最後は土に栄養を与えるようです。
私も最後はこのようにして土に帰りたいです。(笑)
苔のマクロ写真素晴らしいです。
「粉骨砕身」現代の若者には通じないかも知れませんね(苦笑
苔に凛と立つ小さな花、輝いていますね。
明るい萌しの画像とともに、
この解説を読ませていただいております。
時折り、林の中を眺めましても・・・、
転生輪廻ところどころに見受けられます。
あぁ~、これが自然界!
いつもありがとうございます。(*^_^*)
春の芽吹きから色んな想いが・・・。
凄いマクロの世界、何か神秘な世界を
感ずる画像です。
駿河の国は今夜から未明にかけて春三番
で荒れるようです。
此方はその後の自然界の洗い流された風景
に期待しています。
荒れているのでしょうか。冬から春へと向かう際には
どうしても通り過ぎねばならない天候のようです。
▼mitirinさんへ。
うっそうとした森。登山の折などに苔のむしたすごい林
床の風景を見たことがあります。そんなすごい風景もさ
ることながら、ちょっとした里山にも小さな風景として
生と死のサイクルを見ます。当たり前のことなのにそれ
が実にすごい営みのように感じられます。
▼山小屋さんへ。
いちいち文の推敲を頭の中でしていました。土です。
かえるのは自然というより土という言葉の方がよい。
そこだけ訂正しておこうと思っていたら、山小屋さ
んからどんぴしゃり。さすがです。
▼micoさんへ。
ここだけ日が差し込むような場所でした。傾いた日の光が、
木立の間を抜けて差し込んでいたのです。今回はマクロレ
ンズは使用せず、マクロモードだけで撮影してみました。
▼モカさんへ。
やがてここから胞子が放たれ、また別の場所で生きる場所
を見つけた苔たちが育つものと思います。そしてそこに
輪廻があると思うのです。
▼アコードさんへ。
苔は良いですよね。本当にマクロモードやマクロレンズの
良い対象になります。一方で、深い森の地表が苔に覆われ
る世界もたまには見たいものです。そう言う際は針葉樹の
林の方がよいかも知れませんね。
ややや・・・、エントリーしたいと思った苔でした。
どうも、同じ種類のような・・・。
かんりにんさんと違う切り口は・・・難しい・・・(笑い)。
おもしろい写真です。
肉眼ではなかなか観察できないところにカメラの眼を向ける、というのがマクロのおもしろさですね。
見事な林になって、にょきにょきと突っ立っている姿は夢を誘いますね。
地理佐渡さんの散文詩、見事なものですね。
なるほど。
苔の花、・・・・・・。
美しいですね。
ちょっと珍しいショットを見せていただき、嬉しかったです。
siawase気分です。
春の芽吹き、・・・・・・。
いいものですね。