写真撮影:2012.09.17
日曜・月曜と実家の稲刈りでした。
実家へとたどる道を今日は選びました。昼頃着くように行くからと事前に取り決めてあります。あまりのんびりはできない状況ながら、赤泊をへてさらに前浜を走り赤玉で山越えをしようと決めていました。道々海を見ていますと、先を急ぐ我が身なのにいくどか足止めをされるような風景が続きました。我慢の連続の中で二度撮影してみました。
佐渡前浜の風景 ~稲刈りに向かう道すがら~
昔と違い田植えも稲刈りも機械化されていまして驚くほど作業がはかどります。しかし、その分日常別の仕事を持つ身にとっては週末農業となり、効率を求める結果最低限2~3人の手がいります。我が実家も昨今の典型的兼業農家。というより田を持つ勤め人世帯という感じです。ここに兄への同情と理解をしてしまいます。
父母の世代まではそうは行きませんでした。やはり守るべき田の事を中心に生活があり、それ以外のことは補助的生業でした。老いた父母はたいした手伝いもできぬ僕の支援を大いに喜んでくれますが、今や周囲の高齢化が進む中で稲作を代行してくれる人もわずか。この現状に我が家も先々を案じずにはいられぬ状況です。
はたしてこれでよいのか。昨日今日と手伝いをしながらも、春にも似た事に思いを巡らした記憶があります。去年も同様。今年も実家の老いた父母の一番の悩みの種に、無事作業が進んでいるということが何よりの贈り物という気がしています。でもこれで良いのかというジレンマを感じつつ、何とか事が進むことが父母の安心の担保なのだと思うのです。
来週もまた頑張ろう。自分たちのコメができるってすばらしいことなのです。苦労、いや苦悩があるのはもちろんのことですが、このことは妻にもわが子達にも伝えたいほど尊いことです。それをわかって欲しいと思いつつも、実現していないのが自分としては惜しまれることかなぁ。
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写真撮影:2012.09.17
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2012年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_792
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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珍しいショットを見せていただき、嬉しかったです。
見せていただき、siawase気分です。
眺めて、心癒しでした。
ありがとうございました。
ブログ交流って、いいものですね。
昨日も、コメント&応援ポチに、恐縮、深謝、深謝です。
応援ポチ♪♪
暖かいエールを賜り
心から感謝申し上げます
佐渡前浜の風景 ~稲刈りに向かう道すがら~
居ながらにして
ご同行させていただき
ありがとうございました
日曜・月曜と連日のご実家の稲刈り
お疲れ様でした
どうか御元気で
出来ることが羨ましくも感じます。
ご両親も地理佐渡さんの顔を見るだけで、嬉しいんですよ。
先を急ぐ車を停めて、撮りたくなる気持ちは分かりますね。それほど素晴らしい光景です。
そうなのだろうなあ、と思います。少しずつ身体が思うように動かなくなり、それが負担になってくる。息子が手伝ってくれて、なんとか今年も稲刈りができた、というご両親のほっとした気持ちが察せられます。
>それをわかって欲しいと思いつつも、実現していないのが自分としては惜しまれることかなぁ。
共に生活して育ったのでない限り、難しいでしょうね。この件にかかわらず、こういうことは多い。それは多分、歯がゆくても仕方のないことなのだ、と思います。
後を継いでいる兄がおりますので、私はこうしていられます。
商売といっても過疎化によりいつまで・・・。なので兄の息子は家を継ぐことがないでしょう。
悲観材料は豊富です。
私は年に3回は帰省して顔を見せています。少しでも長く現状が続いてほしいと思っています。
いつまでも見て居たい気分に成ります。
故郷は遠きに有りて、想うもの。とは良く言われますね。
日本全国、いや世界の国でも同じ様な状況が起きて居るでしょうね。
親の世代の苦労を子の世代に受けさせたくないと云う親の気持ち、少しですが判ります。
何処の家庭でもそうでしょうが、長男や長女の方のご苦労ははかり知れないものと思います。
地理佐渡さんの気持ちも良く判ります。
事で疲労感はありましたが、何とか一日過ごせま
した。
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▲siawaekunさんへ。
前浜地区と言いますが、あまり観光地化されてい
ない素朴な佐渡の風景がたくさん残る地区です。
点々と小さいながらも風景の良いところがありま
す。
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▲うーたまさんへ。
少し遠回りして実家へ向かったのです。天気が良
かったので、誘われるようにこのルートをたどり
ました。
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▲西恋おじんさんへ。
ありがとうございます。良い風景の連続でした。
夏の名残を残す快晴のもとでのことでした。空
も海も輝くような光を放っていました。
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▲ディックさんへ。
ありがとうございます。今年で4年目の事です。
佐渡にいますとあれこれ手伝いが叶いますが、
次第に自由の利かなくなってきている父の様
子が気になっています。それでも田のことに
なるともう..(大笑)。今年はとにかく家
にいろとたしなめています。
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▲山ぼうしさんへ。
色々難しい世の中になって来ています。農業で
生活が成り立つなんてことは容易にはできません。
ですが、何か方策はないものかとも感じます。
わずかな生産量の為に機械をあれこれ持つのも
大変ですし。
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▲ななごうさんへ。
これからの時代に農業はどのように社会の中で
有り続けるか。少子高齢化の中で、地方社会は
今まで地域を支えてきた農業を意識しつつ新し
い世界を考察せねばなりません。
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