弾崎と姫崎に挟まれた入り江が両津湾である。佐渡汽船の客船に乗って両津港へと向かう際、船内放送は必ず姫崎通過をアナウンスし、船が湾内に入ったことを伝える。佐渡島民にとってはこのアナウンスが、間もなく上陸という良い合図となる。
このアナウンス。乗船が冬季であればまたひと味違ったアナウンスとなる。冬の北西季節風に向かって進む船はピッチング、ローリング共に激しく揺れるのだ。そんな荒れた海が、湾内に入ったとたん急に穏やかになる。大きな揺れに酔い、生きた心地のしなかった乗客にとって、これこそ福音となるアナウンスだ。
さて、姫崎付近を地図で見ると、くっきりとした海岸段丘にあることがわかる。海岸地形にめざとい方にとっては、是非すすめたい。姫崎と聞いたらデッキに上がると良いだろう。
姫崎灯台とはこんな灯台
国土地理院・うぉっ地図より一部抜粋
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ab/b7eaa6b5b1c038d9ea34a26073f862ed.jpg
地図データ1:大正二年測図昭和九年修正測図同二十八年応急修正
地図データ2:昭和三十二年五月二十五日印刷同五月三十日発行
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geographical figure graph list 024
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地理の部屋と佐渡島 2006.7.27(データ作成)
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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またまた三角点の話で恐縮ですが、灯台の近くにある三角点の標高が違いますね。
地図データ1:大正二年測図昭和九年修正測図同二十八年応急修正 35.8m
地図データ2:昭和三十二年五月二十五日印刷同五月三十日発行 34.8m
丁度1mの差ですが、測定違いということなのでしょうね。実際1mも地盤が下がるということはないでしょうから・・・。
日本沈没????。
気がつきませんでした。
測定違い。
測地基準の訂正。
原因は他にもあるかも知れません。
一応最新のものが通常正確と言う
のが普通ですが..(ハテ?)