日本政府の難民認定した外国人が過去最多の303人になったそうです。案外数字が思っていたより少なかったと思ったのはわたしだけでしょうか。
ということは、認定を待っている人数が多いということなのでしょう。
宮崎さんがとりあげてくれています。折角、これだけの人数に押さえているのなら、認定待ちももっと強く押さえるべきでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024年)6月18日(火曜日) 通巻第8294号
日本政府が難民認定した外国人303人と過去最多になった
ドイツとスウェーデンには、いつのまにかクルド人武装組織の拠点ができていた
日本が2023年に難民認定した外国人303人と過去最多だった(2022年=202人)。
しかし、303人に加えて、1005人が難民資格には該当しないものの人道的見地から日本に滞在する許可を得た。主にウクライナ出身者だった、」
亡命希望者は1万3823人で、2022年より3倍以上も増加している。
難民認定された303人は、迫害の脅威から母国を逃れざるを得なかったと日本政府に認定された。
2022年はアフガニスタン出身者がトップで、次にミャンマーとエチオピアからの難民が多かった。
難民を申請する外国人の数は、スリランカ(3,778人)、トルコ(2,406人)、パキスタン(1,062人)の順である。トルコ人で難民を訴えるのはクルド人である。
スリランカ、パキスタンは政治情勢から判断して政治亡命の難民だとは認定しにくい。
ところが日本は2023年に「出入国管理及び難民認定法」を改正し、「難民」の定義に該当しない場合でも、紛争が継続している地域から逃れてきた人々に亡命を認める「補完的保護」という新たな地位を導入した。
ドイツとスウェーデンには、いつのまにかクルド人武装組織の拠点ができていた。日本でもワラビスタンという街が誕生した。
日本は移民国家に変質しようとしているのだろうか。「日本は日本人だけのものではありません」とルービー元首相が言って、国民の多数は驚いたが、だれも文化防衛を言わなくなった。「滅びが近い」と三島由紀夫が生きていたら言っただろう。
折角、これまで押さえてきた人数を持続するためにも中途半端なことながれ主義を止めて欲しいものです。
これも、行き過ぎた民主主義の脅威でしょう。
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