上海のロックダウンが習皇帝を追い詰めると昨日も書きましたが、いよいよ住民の不満が爆発寸前だそうです。というか、まだ暴動にならないのが不思議です。
逆に長春市は都市封鎖を解除したそうです。一体どうなるのか。
宮崎さんが報告してくれています。それにしても、 Chineseは辛抱強いですね。何で暴動が起きないのか分かりません。
アメリカの大統領選挙でも不思議でしたが、暴動とはそう簡単に起きないのかもしれません。
Haranoさんも取り上げてくれています。Haranoさんは5月にも封鎖解除があるのじゃないかと予測されています。さて、どうでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)4月19日(火曜日) 弐 通巻第7306号
上海のロックダウンは住民の不満が爆発寸前
吉林省長春は都市封鎖解除、トヨタも生産再開へ
上海の都市封鎖が長期化している。
習近平が「コロナゼロ」を宣言し、街はゴーストタウンとなって、住民は食料の確保という難題を抱えた。すさまじい野菜不 足、運送トラックがない。運転手が上海へ行くことを回避する。
人民解放軍は2000名の医務官、看護部隊などを投入し、付近の医者、看護師らボランティアの応援部隊も1万人。すべてが 防護服を着込んで、住民全員の検査を強行した。
その結果は逆効果で、感染者が増えた。工場の生産は止まっていたが、宝山製鉄などは例外的に操業を続け、近日中に「例外」を 666の工場に広げる。
しかしいったん休業した工場を再開するには、電気、水道、ガスの確認と、人員の確保。さらには部品の在庫チェックと新しい 注文をだしてもサプライチェーンは機能していないため、生産スケジュールの再建に時間を要するだろう。
従業員は市民との接触をさけるため工場に泊まり込みとなるので、宿泊施設、食料をどうするか。
上海に投入されていた軍は引き上げを開始したという情報もあり、コロナゼロなる目標が実現不可能と認識できたうえ、上海住 民の不満が爆発寸前となっている。
他方、吉林省全体が、州封鎖となって、長春、吉林などでも経済活動が五週間以上止まっていたが、4月18日、長春市は都市 封鎖を解除した。ようやくトヨタなど主力工場は「再開の準備」を始めるという。
こちらがHaranoさんの解説です。
日本がこれから受ける移民の衝撃波、上海のロックダウンはいつ終わ る?外資が逃げ出す新しい波、この危機で誰が儲かるのか?https://t.co/csDqzrY3jr pic.twitter.com/lujBDrCNHZ
— Harano Times Official (@HaranoTimes) April 19, 2022
Haranoさんは習皇帝はまだ余裕があるように語られています。実際はどうなんでしょうか。
いずれにしても、このロックダウンが習皇帝を終わらせると信じたい。どうなることやら。
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